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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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連続3公演~3日目 6/29(日)

さて、連続3公演、最終日は朗読とのコラボでした。
実はこれが一番大変でした!

●「三条楽話会」
 29日(日)14:00~
三条東映(三条市)



三条市は三条東映にて開催されている、加藤博久先生の語りの会。その第二回目に、「朗読と篠笛のコラボレーション」ということで、加藤先生にお呼びいただきました。

実は以前より、一緒に何かやってみたいねぇ、とお話させて頂いており……それがいきなり叶った形。
ところが、加藤先生は新潟県でも有名な、ナレーション・語りの大御所でいらっしゃいます。畏れ多すぎる! 
しかも、お話と一緒に、なんて私には初めての体験です。「ここで2分間即興」とか「登場まで何か吹いてる」というのは割とあるのですが、今回は私ひとり好き勝手して良いわけでなく、ストーリーのあるものを邪魔してもいけないので……というわけで、引き受けはしたものの、非常に心配なのでした。

とにかく、先生の朗読を邪魔しない!
これを最大の目標に掲げました。
私の笛で盛り上げる、なんて微塵も考えてませんでした……ただ、ソロ演奏の時間も作って下さったので、そこはご期待に背かないよう、精一杯演奏するつもりで。

だってね。朗読の会、って言ったら、いくら「篠笛とのコラボ」って書いてあっても、やっぱりお話を聴きに行くのが第一の目的じゃないですか。
うちの次女が以前、何かの会で「演奏要らなかった」と言ってましたから、「皆さんの好きそうな唄を流せば喜んで頂ける」なんて、違うんですよ。

しかも、「ライヴ」というくらいですから、「ナマモノ」な訳です。
私一人の篠笛演奏だって、普段の舞台で演奏しているものと、練習で予定していたものとは、間や音の長さ、高さなどが違います。ピアノと一緒のフルートでさえ、違います。
会場の残響は勿論、お客様の雰囲気、その場のその時の雰囲気などなど、それらを感じ取りながら演奏するので、いつも同じ演奏というものは有り得ません。

先生の朗読されるテンポ、間なども考慮に入れて、私の間も取りつつ、ベストと思うタイミングで演奏をはじめ、雰囲気を壊さない曲を吹いて、程よきところで終えなければなりません。
また、出来れば抑揚や内容に合わせて、曲を盛り上げたり静かにしたり、したい……

そうなると、もう本番でテンションをMAXに持ってくるしか無いんです。その時にどういうメロディを自分が吹きたくなるか、どういうフレーズが出てくるか。
はたまた、出てこないか!?

……というワケで、非常に不安だったんですけども。
フタを開けてみたら、気持ちよく演奏できました。
ひとえに、加藤先生のお人柄とお優しさで、うまく調子を上げて頂いたお蔭と思っています。また、先生のおかげで良い出会いもあり、お客様にも「凄く良かった」とたくさんお声を頂けて、またひとつ、経験値を上げさせて頂きました。
本当に有り難い機会でした。
先生方、お客さま方、ありがとうございました!

20140629
終演後、三条東映入口にて。
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