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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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篠笛とフルート

ここ2年ほどは、フルートより篠笛を演奏する機会が増えています。
やっぱり、やればやるほど楽しいですね。練習量が今まで少なすぎた、ということもありますが。
フルートと行き来しているため、持ち替えてすぐは調子悪かったりとか、まだまだ課題があります。今後は自分の身体をしっかり見詰めて、自然に切り替えられるようにしていきたいと思っています。

そんな状態を少し、フルーティストとしては反省もしていて……
先月半ばからは、フルートを重点的に練習するようにしています。
やっぱり、長年しっかりやってるほうが深く勉強出来ていて、身にも付いている。
以前のように、「気にしなくても楽譜が読めて指が回る」状態では無いけど(加齢で!)、逆に指への意識が高まったので、演奏自体は良くなっているように思います(多分)。


フルートが吹けると篠笛も吹けるので、簡単と言えば簡単ですが、問題はその後なんですよね。
フルートの気持ちで篠笛を吹いても、演奏がふわふわしてしまう。
逆に、篠笛の気持ちのままフルートを吹いたら、全然響かなくて音楽もまっすぐすぎる。
口の中の意識やリズム感など、切り替えていかないと、私の場合はうまくいきません。

それぞれしっかり吹いたとしたら、今度はそれぞれの響き方というか、音の飛び方が違って、戸惑うこともあります。
演奏する場にもよるのですが、篠笛が映える造りと、フルートが映える造りとがあるので。同じライヴ内で両方演奏したときは、フルートがふわふわと頼りなく聴こえてしまいました。
ある篠笛の生徒さんは、フルートの派手な演奏のあとでは、篠笛が寂しく聴こえると言っていました。フルート&ピアノで華麗な曲を演奏のあと、篠笛一管で演奏したら、そう思うかもしれませんね。
音のどこを見詰めて、どうアピールしているかにも拠るので……
吹き方、リズムや音楽性のほか、イメージとアピール方法も変えていかなければ、と思いました。

でも、こうやって行き来することで、お互いの特徴がよく見えてくる。
いい勉強になっています。
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