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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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「長岡甚句」

夏の風物詩!
長岡の教室に篠笛を習いに来られていて、ある程度上達されている生徒さんには、夏が近付くと、「長岡甚句」のお稽古に入ってもらうことにしています。


長岡では、長岡空襲の日に合わせ、「長岡まつり」が開催されます。
その初日の夜、「民謡流し」で流れる曲に、この「長岡甚句」があります。
(ちなみに2日、3日の夜に開催される花火大会は、「日本三大花火大会」のひとつです)

甚句は、運動会で全校生徒が踊る学校も多いらしく、長岡市民にはとても馴染み深い曲。まつりが近付くと、どこのスーパーに行っても、北島三郎の「大花火音頭」と共に流れてきます。うちの娘も、唄って踊れます。

ところが、いざ教室でお稽古をはじめると、皆さん同じことを仰います。

「長岡甚句って、笛、入ってましたっけ……?」

そうなんです、曲が流れたら甚句と分かるのですが、それも唄が入っての話。バックに流れている笛を聴いてる人は殆どいないようなんです(^^;
そんな私も長岡出身では無いので、笛どころか曲を知ったのもここ10年前くらいからです。
でも、せっかく笛を吹いて、長岡に居るからには覚えたいと思い、新潟大学の伊野先生にご相談申し上げ、手掛かりを頂きました。
伊野先生は、附属長岡小学校へ校長として来られたとき、運動会で子どもたちがCDを流して甚句を踊っていたのを、生演奏にかえられました。最初はご自身が唄われて、その次の年は中学校吹奏楽部の1年生に笛を吹かせ、小学校でオリジナル甚句の歌詞を募集、それを小学生に唄わせました。それだけで消化種目気味だった長岡甚句が、とっても生き生きしたのが印象的で忘れられません。私はそこから民謡の面白さに気付きました。
それまで、篠笛をお稽古していく上で、仕方なく民謡を吹いてました……申し訳ない。


そんなこんなで、今年も何人かが甚句初挑戦となりました。
去年いちど練習された方はさすが! 今年はささっとクリア。
今年は長岡まつりも終わりましたし、レッスンも長期休みに入りますので、また来年!



~長岡甚句~
全国の甚句の形は、7,7,7,5調26文字(近世小唄調短詩型)。長岡甚句は、最初の7文字をいくつか欠落させてあるのが特徴。

ハーアエーイヤー 長岡柏の御紋
(ハーヨシター ヨシター ヨシター)
七万余石のアリャー城下町
イヤーサー余石のアリャー城下町
(ハーヨシター ヨシター ヨシター)

 ※ 以下囃子略

ハーアエーイヤー お山の千本桜
花は千咲く 成る実は一つ
イヤーサー千咲く 成る実は一つ

ハーアエーイヤー お前だか左近の土手で
背中ぼんこにして豆の草取りゃる
イヤーサーぼんこにして豆の草取りゃる

お前イヤー川西 わしゃ川東
中を取り持つ アノ長生橋
イヤーサー取り持つ アノ長生橋



ハーアエーイヤー流れます細谷川よ
重ね箪笥が 七棹八棹
イヤーサー箪笥が 七棹八棹



ハーアエーイヤー 踊りの 太鼓打つ人は
昔ならした アノ腕の冴え
イヤーサーならした アノ腕の冴え



あまり長いは踊り子(唄い手)が大儀
まずはここいらでちょいと一休み

「長岡甚句」
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