ラルゴ
出前(?)コンサート無事終了しました
大人(~年配)向けということで
唱歌も盛り込みながらネタを少々……
昨日は、同名異曲が登場
……同名異曲なんて言葉はありませんが
同じタイトルで違う曲、でもどこかで聴いたことが?
という曲を集めてみました
そのうちの1テーマが
「ラルゴ」
ひとつは「ヘンデルのラルゴ」とも呼ばれる
「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰)」
これは「歌劇クセルクセス(セルセ)」の中の一曲で
元々はヘンデルの作曲ではなく
ボノンチーニの作品だったそうですね
1987年(第38回)、紅白歌合戦で佐藤しのぶさんも歌われました
歌詞の日本語訳はこんな感じです
「安らぎの木陰」(Ombra mai fu)
木陰よ
緑の木陰よ
輝く陽に
きらめく木の葉よ
風よ雨よ
この平安乱すな
楡の樹の
平安を
この木陰で憩う
慰め
喜び
安らぎよ
ペルシア王クセルクセスが歌う歌です
転じて、
王が民衆に向かって
「ここはおまえたちの故郷だから
いつでもこの木のもとに戻っておいで」
と言っているという解釈となり
卒業式でもよく演奏されます
私も先輩を送り出す時に演奏しました
フルート、マリンバ、ヴァイオリン、チェンバロ等で
なかなか見られない編成のアンサンブルでしたが
教授が作曲家なので、まさしくプロの仕上がり♪
とてもいい曲です
もうひとつの「ラルゴ」は
バッハの「チェンバロ組曲第5番BWV.1056ヘ短調」の中の一曲
この曲は最初の数小節が好きで好きで
あの感じがフルートで出せるのかちょっと悩んだ
しかしまあそれなりに
違う曲になったかなと(ぇ)
違うと言えば
ドラマ「喰いタン」で使われていました、この曲
せっかくこっそり聴いていたい曲を
大っぴらに流されると寂しい気持ちがします
ドラマ「喰いタン」好きだったので許しますが
あれが妙に明るい曲にアレンジされてたなら
3日3晩泣いて暮らしたかもしれません、ショックで
とは言いすぎですね、失礼しました(^^A
同名の曲を集めるコンサートもよく見かけるので
今更という気もしますが
実際やってみてひとこと
「速度指示がタイトルになっている曲はキケン」
同じタイプのものが続いてしまう可能性が高いので
コンサートの構成から見れば
例えば「ラルゴ、ラルゴ」と2曲続く時は
ラルゴの前後で挽回する気でいないとダメかもしれません
私がいつも心がけていることは
「音楽が好き」という方ばかりでなく
「ちょっと聴いてみよう」と思って来てくださった方に
「良かった、また来よう」と帰っていただくこと
改まったコンサートとは別に
気軽に入れるコンサートを目指すなら
「音楽好きばかりだからいいだろう」
というのは演奏者の甘えなんじゃないかな?
中には付き添いで来てくださった方も居るから
そういった方々にも
音楽の楽しさを伝えたい
そのために演奏家や講師をやってるんだから
この原点を再確認することができて
昨日のコンサートは私にとっても
とても良い会でした
ありがとうございました
大人(~年配)向けということで
唱歌も盛り込みながらネタを少々……
昨日は、同名異曲が登場
……同名異曲なんて言葉はありませんが
同じタイトルで違う曲、でもどこかで聴いたことが?
という曲を集めてみました
そのうちの1テーマが
「ラルゴ」
ひとつは「ヘンデルのラルゴ」とも呼ばれる
「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰)」
これは「歌劇クセルクセス(セルセ)」の中の一曲で
元々はヘンデルの作曲ではなく
ボノンチーニの作品だったそうですね
1987年(第38回)、紅白歌合戦で佐藤しのぶさんも歌われました
歌詞の日本語訳はこんな感じです
「安らぎの木陰」(Ombra mai fu)
木陰よ
緑の木陰よ
輝く陽に
きらめく木の葉よ
風よ雨よ
この平安乱すな
楡の樹の
平安を
この木陰で憩う
慰め
喜び
安らぎよ
ペルシア王クセルクセスが歌う歌です
転じて、
王が民衆に向かって
「ここはおまえたちの故郷だから
いつでもこの木のもとに戻っておいで」
と言っているという解釈となり
卒業式でもよく演奏されます
私も先輩を送り出す時に演奏しました
フルート、マリンバ、ヴァイオリン、チェンバロ等で
なかなか見られない編成のアンサンブルでしたが
教授が作曲家なので、まさしくプロの仕上がり♪
とてもいい曲です
もうひとつの「ラルゴ」は
バッハの「チェンバロ組曲第5番BWV.1056ヘ短調」の中の一曲
この曲は最初の数小節が好きで好きで
あの感じがフルートで出せるのかちょっと悩んだ
しかしまあそれなりに
違う曲になったかなと(ぇ)
違うと言えば
ドラマ「喰いタン」で使われていました、この曲
せっかくこっそり聴いていたい曲を
大っぴらに流されると寂しい気持ちがします
ドラマ「喰いタン」好きだったので許しますが
あれが妙に明るい曲にアレンジされてたなら
3日3晩泣いて暮らしたかもしれません、ショックで
とは言いすぎですね、失礼しました(^^A
同名の曲を集めるコンサートもよく見かけるので
今更という気もしますが
実際やってみてひとこと
「速度指示がタイトルになっている曲はキケン」
同じタイプのものが続いてしまう可能性が高いので
コンサートの構成から見れば
例えば「ラルゴ、ラルゴ」と2曲続く時は
ラルゴの前後で挽回する気でいないとダメかもしれません
私がいつも心がけていることは
「音楽が好き」という方ばかりでなく
「ちょっと聴いてみよう」と思って来てくださった方に
「良かった、また来よう」と帰っていただくこと
改まったコンサートとは別に
気軽に入れるコンサートを目指すなら
「音楽好きばかりだからいいだろう」
というのは演奏者の甘えなんじゃないかな?
中には付き添いで来てくださった方も居るから
そういった方々にも
音楽の楽しさを伝えたい
そのために演奏家や講師をやってるんだから
この原点を再確認することができて
昨日のコンサートは私にとっても
とても良い会でした
ありがとうございました
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