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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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唇の皮とアンブシュア

「唇の皮が一枚剥がれただけで、音に影響する」
と言われるほど繊細な楽器、フルート。


……なのですが、

たかが皮一枚剥いたくらいで音が変わってしまっていたら、空気の乾燥する冬場はどうしたら良いんでしょうか!!

というわけで、年中良い音を出すための研究なのであります。

アパチュアを小さくしぼって音を出していると、唇のコンディションの影響を受けやすい。“アパチュアの縦の長さ”がほとんど無い状態で吹いている方が該当します。
息の通り道が小さいから、その部分が荒れると息の流れが妨げられる、というわけですよね。

この場合の対策としては、息の通り道を縦に大きくしてみます。
アパチュアをレンズ型にしたら、次は縦の幅も確保する、という感じでしょうか。
そうすると、音にツヤが出てきます。

それから、アパチュアと唄口の間の距離を、少し取ってみましょう。
多少の唇の荒れでは負けない音が出るようになります。


と言いつつ、
最近の私は、唇のコンディションに負けます(笑)。
急に音が出なくなったなと思ったら、ちょっと皮が剥がれかけてたとか……取り除いてみたら鳴るようになったとか。
まぁ微妙な違いなので、ほとんどの方にはバレない程度ですけど……冒頭に書いた「唇の皮が~~」というは言い過ぎだ!と思っていたら、やはり最後はそこにたどり着くのか?と不思議な気持ちです。

というわけで、コンサートの二日前から、お手入れに余念がありません。体調だけでなく顔のコンディションも整えて、舞台に向かうのでありました(笑)。



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| ♯レッスンのつぼ | 16:06 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

初めまして、履歴から参りました。唇の荒れを凄く気にされてるようで、「お節介かな?」と思いながらコメント残させて頂きます。私は2月の初旬にインフルエンザと蕁麻疹で体中えらいことになって、当然唇も未だかつて無いぐらい皮が立ち誇り、ドライフラワーみたいになってました。それがリップで一晩で治ったのです。DHCの薬用リップで・・・。私は美白効果もあるブルーグレーのを使っているのですが、肌色のも良いみたいです。
あくまでご参考に・・・。出過ぎコメントすみません;ご迷惑であれば削除くださいませ。

| nanase | 2006/03/01 22:16 | URL | ≫ EDIT

>nanase様。
コメントありがとうございます♪
DHCってリップも出してるんですね。今度ぜひチェックしたいと思います。ファンケルのも気になっている今日この頃☆
市販のリップクリームは添加物が入っているので、塗った時はいいけど、常習すると余計カサカサになる→また塗る、で悪循環だから良くないと聞いたことがあります。なのに98円のメン●レータム使ってたりします(笑)。
蕁麻疹は私も過去2度ほどやりましたが、インフルエンザとダブルって辛かったですね。まだまだ気候が不安定ですから、ご自愛ください。

| たかがき | 2006/03/07 22:05 | URL | ≫ EDIT















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