演奏。上達しちゃいましょう! ②今すぐできる“手ぶらで体操”
症状:
管楽器→腹式呼吸=腹筋が大事→腹筋が使えないときに。
処方箋:
管楽器を演奏する際の「腹筋」とは、通常言われる「腹筋運動で使う腹筋」とは若干意味合いが違います。「横隔膜付近」を自由に動かせるように鍛えることだと思うほうが、しっくりとくるようです。
しゃっくりが横隔膜の痙攣であると言われるように、横隔膜は自分の意思では簡単には動きません。それを動くようにするプログラムです。横隔膜を下げる動きがおなかを膨らませる動きに似ていることに着眼しました。
①おなかを膨らませるようにして息を吸う。
※肩が上がらないように。
②たっぷりと吸ったら一旦止める。
③身体の力を抜くと、風船が縮むように、身体から息が出て行きます。いちどに出さずに、歯と歯の間から「す~」と言うように息を漏らしていきます。
※慣れたら、いちどに出て行く量をどんどん減らして行きましょう。
使用量(?):
ゆっくりムラなく継続して。タイムは
初心者10秒程度。
中級者40秒程度。
上級者1分以上。
使用上の注意:
「鼻から息が漏れていないか」をチェックするために、
最初は鼻をつまんで違和感が無いか確認してください。
効能:
音を出すときに支えとなる横隔膜付近を鍛えます。
横隔膜が使えることによって、美しく多彩な音が出せるようになり、 ブレスも上手になります。
軽い音から重い音まで自由自在に出せるようになります。
副作用:
歌もうまくなることがあります。
まれに水泳時、潜水が得意になります。
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