ジャストで発音する
自分の楽器に息を入れてから音が鳴るまで、タイムラグがどれくらいあるか、知っていますか?
フルートなど、小さい楽器ならそれほどではありませんが、テューバなど大きな管楽器をやっている人にはそれがよく実感できるかと思います。息の吹き込みが足りないと、コンマ2秒のタイムラグがコンマ3秒に増えたりして、他の楽器とアタックが合わなくなります。
フルートの場合でも、発音しやすい中音域に比べて、低音は息を入れてから音が鳴るまで、時間が掛かります。
これを防ぐには、自分の楽器の特性をしっかりとつかんだ上で、タンギング、息の吹き込みをきちんと見直すこと。
吹いた、というアクションより、鳴った、という耳の感覚を大事にすること。
自分の演奏を客観的に聴くことです。
発音といえば。
吹奏楽をしている生徒たちを見ていて多いな、と思うのは、発音の瞬間よりもその後のほうが音が大きい、ということ。4分音符でメロディを吹くと、音のひとつひとつがクレッシェンドになっています。本人たちは滑らかに吹いているつもりですが、指摘すると気付いてくれます。
こう吹こう、と丁寧に演奏しているつもりが、裏目に出ている形です。
見ていると、音ひとつひとつに対して、一回一回、身体が上下しています。
これでは大きなフレーズは表現できません。
4分の4拍子であっても、4拍を全て表現する必要はなく、むしろここは1拍子、2小節で1拍、と取ったほうが演奏にメリハリが付いて美しいこともありますから、見直したほうが良い癖です。
個人で習いに来ている方でも、数年吹いているとこのようになる方が多く、この場合はレッスンで直しますが、やはり自分でも気をつけたほうが良いかもしれません。
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フルートなど、小さい楽器ならそれほどではありませんが、テューバなど大きな管楽器をやっている人にはそれがよく実感できるかと思います。息の吹き込みが足りないと、コンマ2秒のタイムラグがコンマ3秒に増えたりして、他の楽器とアタックが合わなくなります。
フルートの場合でも、発音しやすい中音域に比べて、低音は息を入れてから音が鳴るまで、時間が掛かります。
これを防ぐには、自分の楽器の特性をしっかりとつかんだ上で、タンギング、息の吹き込みをきちんと見直すこと。
吹いた、というアクションより、鳴った、という耳の感覚を大事にすること。
自分の演奏を客観的に聴くことです。
発音といえば。
吹奏楽をしている生徒たちを見ていて多いな、と思うのは、発音の瞬間よりもその後のほうが音が大きい、ということ。4分音符でメロディを吹くと、音のひとつひとつがクレッシェンドになっています。本人たちは滑らかに吹いているつもりですが、指摘すると気付いてくれます。
こう吹こう、と丁寧に演奏しているつもりが、裏目に出ている形です。
見ていると、音ひとつひとつに対して、一回一回、身体が上下しています。
これでは大きなフレーズは表現できません。
4分の4拍子であっても、4拍を全て表現する必要はなく、むしろここは1拍子、2小節で1拍、と取ったほうが演奏にメリハリが付いて美しいこともありますから、見直したほうが良い癖です。
個人で習いに来ている方でも、数年吹いているとこのようになる方が多く、この場合はレッスンで直しますが、やはり自分でも気をつけたほうが良いかもしれません。
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