多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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読譜力をアップさせよう!

私のフルート教室の生徒さんの中には吹奏楽部員さんがチラホラ居るので、あちこちの学校の動向を聞くことが出来ます。3~4校くらいの話を聞けるんですが、そのうち3校は県大会を突破して西関東大会や全国大会まで行くんですよね。凄いです。

4月5月は、新入生が入ってくる時期。そろそろ入部も決定、楽器も決定してくる頃ですね。
先週のレッスンでは、「曲決まりました!」と聞きました。今年も頑張ってきてほしいなと思います。
これからだんだんと部活も忙しくなりますが、レッスンも手を抜きませんのでよろしくです(笑)。
やっぱり、いろんな譜面を見ることが、読譜力の向上にもつながりますので。コンクールの曲など必要なものだけやっているようでは、技術の向上は望めません。

私が講師として学校へお邪魔したときに多いなと思ったのは、「曲は吹けるのに楽譜が読めない子」。本当にその曲しか出来ないので、ちょっとスケールやってみて、なんてもっての他。
音を出す練習をするために簡単な楽譜を配っても、それが読めないんです。中学生に多いですね。

曲だけさらって、その曲さえうまく吹ければコンクールには出られるかもしれないけれど、通用はしません。何故なら、吹くのに精一杯だから。
上手な団体さんのフルート吹きも、楽譜が読めないフルート吹きも、コンクールまでの期間は同じです。それなら、さっと譜読みをして、さっと意図を読み取りアドバイスを受けて、表現を深めていくほうがいいですよね。楽譜の苦手な子は譜読みが遅いから、強弱を付けるまでが精一杯になってしまうんです。
正しいタンギングやスタッカート、音の深みなど、ただ付ければ表現したということにはなりません。たっぷりと強弱を付けて表現したつもりなのにいまひとつ、という演奏は、大抵楽譜の流れが読めていなかったり、正しい奏法を知らなかったり、ということが多い。指は動くのに非常に残念です。

さて、この読譜力を上げるには。
手っ取り早いのが、たくさんの楽譜を見ること。具体的には、ぱっと見てぱっと演奏する「初見演奏」を数多くこなすのが良いでしょうか。自分の出来るレベルから少しずつ難しくしていく訓練です。
それからリズムだけを読む、リズム唱。手で叩いたり、鉛筆で机を打つのもいいですね。
また、手間は掛かりますが、聞いた音を楽譜に起こす「聴音」をすると、楽譜を読む力がぐんと向上します。
それから、意外なんですが、スケール(音階)・アルペジオ(分散和音)をたくさんやること。各調、覚え込むまでやります。音楽には、このスケールとアルペジオの割合が大きいので、似た楽譜を見ると身体が反応するようになります。びっくりしますよ。


コンクールで上位を目指すのは素晴らしい目標ですが、それだけでなく、きっちりと上達もしていって欲しいと思っています。そうすることでフルートがもっと楽しくなり、部活引退と同時に燃え尽きる、ということもなくなるのでは、と思います。



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