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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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手軽に二重奏

さて、クイズです。
唇に息の束を当てることにより空気の振動を起こす、エアリードの一種……と言えば、何でしょう?


答えは、口笛。

世界大会が行われたり、最近では大阪でコンテストが開かれたりと、口笛が注目されています。
ドラマやCMでも、「この楽器、何?」と思ったら口笛だったりするんですよ、案外。
リコーダー、オカリナ、ティンホイッスルと素朴な音の楽器が注目されてきたここ数年。ついに口笛まで辿り着きました。人類に一番身近な楽器!!

音を出す原理はフルートの発音原理と同じ。
口笛は、唇や舌の位置や形、口の内部の広さによって音を変えることができる。
ということは、逆もまた真なり。
口笛の音のコントロール法は、フルート演奏にもプラスなるのではないでしょうか。
実際、唇や舌の位置や形、口の内部の広さによってフルートの音色も変わりますよね。


さて、先日、うちのチビフルーティストである次女と、最近リコーダーでいい音を出しはじめた長女に、口笛を吹かせてみました。
常に腹式呼吸の次女は、さすがにいい音を出す。口が小さいからか、細い高い音が得意。でもよくとおる澄んだ音。
長女のほうは、少し低音の太くあたたかい音。
体型による違いというのも存在するみたい。

試しにドレミの歌を選択。
楽譜の読めない次女が、正確に全部吹いた!!

口笛は楽譜が読めなくてもokだ。

おなかから息を出しているので、しっかりした音でした。しかも1オクターブの音程を正確に吹き分けられてました。びっくり。
ついでなので、長女にハモらせてみました。
「ミはみんなのミあたりからハモるとかっこええんとちゃう?」
と言ってみたら、そのとおり、ハモりはじめました。いきなりハモれるのか!!とまたびっくり。
(バッハのプレリュードを2、3回弾いただけで覚えてしまう人なので今更驚くこともないけど、ちょっと人間離れしている気がする)


今回の実験(?)で分かったこと。

口笛は最も手軽な楽器である。




……面白がって合奏練習をするので、ついに「うるさい、もうやめろ!」とストップ掛けたというオチがついております(^^;
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