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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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進路

今年は雪がとても少ない長岡ですが、今日はそれなりに降ってきています。明日もそこそこ降るとか。
例年に比べるとずっと少ないので、「ついに降りましたね~」などと文句を言いながらも少しワクワクしている市民は多いのではと思っています。私もそのひとり(笑)。
明日はみんなで、「たいしたことなかった」と残念がるような気がします。
それほどに今年は降らない。
降ってもたいして積もらない。

そんな中、良かったなと思うのは「センター試験」。センターの日は毎年必ずと言ってよいほど天候が荒れていたと思いますが、今年はその心配が無くて。
私は学生時代は関西に住んでいたから全く考えたことがありませんでしたが、今は思います。なぜ受験は冬なのだろうと。しかも一番寒く、一番雪の多い時期。雪国は大変ですよね。ここのところ関東でも関西でも容赦なく雪が降りますので、若干「ザマァミロ」って思っていますよ。すみません。しかし、太平洋側が苦労しないと動かない国ですからね……。


さて、受験。我が家は年内に早々に終わり、親戚方面からも合格の報をチラホラ。世間の大多数の受験生に先駆けて、ほっとしています。
この時期に思い出すのは、やっぱり自分の受験ですね。
高校は普通科だったのに、次の進路を音楽科に決めたことで、今の私の基が出来上がったので。
そして、その決定は、心に傷を作りました。「音楽なんかしに行って、将来何になるん?」と。「音楽で飯を食うのは、夢のまた夢(笑)」などと茶化されたことで。
メシをじゅうぶん食えるようになって、今や中堅という立場になっても、その時の心の痛みは消えませんね。


受験に限らず、年齢関係なく、本気の思いを茶化されたら当然傷つきます。
でも当時の私には、そこまで音楽を勉強しようという気持ちって、そんなに無かったと思うんだけどなぁ。知らないうちに音楽というものが私と切り離せなくなっていて、私の一部を貶されたような気になったのかもしれませんね。知らんけど(笑)。
生きていると、当然、いろんな傷を負って来ているもの。でもそれらは癒えた。一度死んで生まれ変わるまで無理だと思われた傷も、周囲に癒してもらえた。
ところが、音楽科受験のときのトラウマは、どうしても乗り越えられません。

だから、私はこれは絶対に守るのだけれど、本気であろうと適当だろうと逃げだろうと何だろうと、受験生たちが決めた進路は、絶対に尊重する。国文科を出たら文筆家にならなければ、などと全員が思う訳もなく、音楽科を出たって音楽家になる必要は無いのです。大事なのは、そこで学んだことを自分の中で消化して、その先どう生きてどんな人間になっていくかなのです。

ただし、どこかで真剣になることをしていないと、真剣になれない大人になります。「真剣に取り組む」という能力の欠如した人は、真の幸せを得られるような気がしません。幸せって、多くは達成感とセットなので。
受験生たちには真剣になれるものがあるから。
大人たちは、その真剣さに水を差すようなことをしないように。
この時期、そんなことを思います。
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