土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』より
The Huffington Post,Japan
家庭料理はごちそうでなくていい。ご飯とみそ汁で十分。土井善晴さんが「一汁一菜」を勧める理由
私が最近好きな人は、土井善晴さんと立川志らくさん♪(/ω\*)
土井センセのはんなりとした話し方も良いのですが、家庭料理や、女性がそれを作らなければいけないという固定観念を、ラクに解そうとしてるところとか。家庭料理は大切で素晴らしいものであるとか。しかし毎回凝る必要はなく、一汁一菜で良い、一汁一菜の家庭料理を毎食作るのには男女の区別、家族で食べるか一人暮らしなのかの違いもないとか。これは端的な例ですが、そういったシンプルな考え方に共感してます。
……私の場合、「プロ奏者が偉いのでなく、家で楽しむレッスン生や日曜音楽家が、音楽界を支えている層であり、音楽と生活を結んでいる人たちであるから尊い」「演奏するだけじゃなくて、生活が潤うように」という考えかた。
科学だろうが教育だろうが医療だろうが、何の分野でも同じですね。
もちろん、頂点或いは先頭を引っ張っていくプロフェッショナルが素晴らしいのは当たり前という前提の上ですが(頂点が低ければ全体のレベルが下がってしまうので)、生活や家庭、暮らしとリンクしてこそ人は幸せになるものだという気がするのです。
(プロフェッショナルを尊重することも必要です。これも崩れつつあり、こちらはこちらで警鐘を鳴らして行かなければならないことに注意)
私の中に「音楽と生活の関連」はいくつかのルートがありますが、身体とのリンクにフォーカスするなら、以下のようなものがあります。
1.吹く楽器は身体を使うものだから、呼吸が大事
↓
2.楽器を持たない普段の生活でも、ときどき呼吸に気をつかいましょう
↓
3.呼吸の改善、生活習慣病への興味やアプローチ
または、
1.うまく吹くために、身体を使うことが必要
↓
2.身体を自由に使うための運動
↓
3.普段使わなかった身体の部分や脳を使う。または、身体の誤った使い方からの改善
「笛で健康に!」という考えは、全くありません。
「せっかく身体を使うことをするのだから、生活にも活かしていけたら良いですよね」、「普段の生活にも脳トレ感覚で役立ったらラッキーですよね」、とまぁ、この程度です(笑)
だから、楽器を演奏するのに、何の制約もないし、これが出来なければダメというものもありません。
自分のいまのレベルで、自分が最大限に楽しめれば良いのです。
そうすると、もうちょっとやってみよう、あれもやってみたい、という欲が生まれる。この「欲」は巷で向上心と呼ばれているものですが、そんな大層な言葉で気負わなくても、「もっと上手になりたいなぁ」と欲を出して、楽しく練習すればいいと思います。
楽しいときに楽しい曲が演奏できたら、もっと楽しくなります。
哀しいときに哀しい曲を演奏できたら、慰められます。
もちろん、聴くだけでもいいのですが、もし少しでも演奏できたら、もっと深くその曲を知ることができるんです。
そうやって、お気に入りの曲が増えていきますと、それを他の人と共有することができます。共感し合うことも、音楽の醍醐味だと思います。
家庭料理はごちそうでなくていい。ご飯とみそ汁で十分。土井善晴さんが「一汁一菜」を勧める理由
私が最近好きな人は、土井善晴さんと立川志らくさん♪(/ω\*)
土井センセのはんなりとした話し方も良いのですが、家庭料理や、女性がそれを作らなければいけないという固定観念を、ラクに解そうとしてるところとか。家庭料理は大切で素晴らしいものであるとか。しかし毎回凝る必要はなく、一汁一菜で良い、一汁一菜の家庭料理を毎食作るのには男女の区別、家族で食べるか一人暮らしなのかの違いもないとか。これは端的な例ですが、そういったシンプルな考え方に共感してます。
……私の場合、「プロ奏者が偉いのでなく、家で楽しむレッスン生や日曜音楽家が、音楽界を支えている層であり、音楽と生活を結んでいる人たちであるから尊い」「演奏するだけじゃなくて、生活が潤うように」という考えかた。
科学だろうが教育だろうが医療だろうが、何の分野でも同じですね。
もちろん、頂点或いは先頭を引っ張っていくプロフェッショナルが素晴らしいのは当たり前という前提の上ですが(頂点が低ければ全体のレベルが下がってしまうので)、生活や家庭、暮らしとリンクしてこそ人は幸せになるものだという気がするのです。
(プロフェッショナルを尊重することも必要です。これも崩れつつあり、こちらはこちらで警鐘を鳴らして行かなければならないことに注意)
私の中に「音楽と生活の関連」はいくつかのルートがありますが、身体とのリンクにフォーカスするなら、以下のようなものがあります。
1.吹く楽器は身体を使うものだから、呼吸が大事
↓
2.楽器を持たない普段の生活でも、ときどき呼吸に気をつかいましょう
↓
3.呼吸の改善、生活習慣病への興味やアプローチ
または、
1.うまく吹くために、身体を使うことが必要
↓
2.身体を自由に使うための運動
↓
3.普段使わなかった身体の部分や脳を使う。または、身体の誤った使い方からの改善
「笛で健康に!」という考えは、全くありません。
「せっかく身体を使うことをするのだから、生活にも活かしていけたら良いですよね」、「普段の生活にも脳トレ感覚で役立ったらラッキーですよね」、とまぁ、この程度です(笑)
だから、楽器を演奏するのに、何の制約もないし、これが出来なければダメというものもありません。
自分のいまのレベルで、自分が最大限に楽しめれば良いのです。
そうすると、もうちょっとやってみよう、あれもやってみたい、という欲が生まれる。この「欲」は巷で向上心と呼ばれているものですが、そんな大層な言葉で気負わなくても、「もっと上手になりたいなぁ」と欲を出して、楽しく練習すればいいと思います。
楽しいときに楽しい曲が演奏できたら、もっと楽しくなります。
哀しいときに哀しい曲を演奏できたら、慰められます。
もちろん、聴くだけでもいいのですが、もし少しでも演奏できたら、もっと深くその曲を知ることができるんです。
そうやって、お気に入りの曲が増えていきますと、それを他の人と共有することができます。共感し合うことも、音楽の醍醐味だと思います。
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