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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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のだめ見ながらツッコミ入れてみるとか

その弾き方じゃ今度の試験ダメでしょ~よ……
とまぁそのあたりは伏線なので冒頭ではそれでokなのですが、ちあき様……

先生に教わった人はそんな振り方しない~
指揮科あきらめろ~(TT)


ところで、今日のお話を見て引いてしまった人、または頷いた人へ補足です。
その1。
クラシックは、音をひとつ間違っただけで評価されなくなることはありません。
さすがにぼろぼろ間違えるわけにはいきませんが、気にならない場所の弾き間違いなら音楽が流れているほうが勝ちです。
その2。
いちども合わせたことのないデュエットでも、ちあき先輩くらいのキャラなら平気です。


ときどき言われるのです、
「ひとりで演奏するほうが、大勢で演奏するより簡単でしょ?」
って……。
そんなことは断じてありません!
メンバーのレベルと意識によりますが、プロ50人が同じ楽器で楽譜どおりに弾けば16分音符の連続でもズレることはない。
アンサンブルでも、せーの、で合わせて他のメンバーの呼吸を感じていれば、ズレることはない。
……大変なのは、そのあとの解釈のぶつけ合いなんですね、曲を掘り下げていく時の……(^^;

ひとりで演奏するときは、解釈は自分ひとりのものだけでいいので、その点気楽です。
ただ、複数人で演奏するのと比べ物にならないくらい、解釈を掘り下げて演奏技術を向上させることが必要です。管楽器は和音が出せないので、和音によって音の出し方が違うことを学ばないと、どうしようもありません。

観客の立場になれば分かることで、フルート一本だけの演奏と、フルートアンサンブルの演奏と、長時間聴けるのはどちらでしょうか?と言われれば、たいていの方はアンサンブルを取るのではないでしょうか。
楽器一本で会場の空気を変えるのは、普通の演奏では簡単なことではありません。

ソロにはソロの、アンサンブルにはアンサンブルの難しさがある……だからそれぞれに面白いんですよね♪
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