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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2020年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年01月

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12月半ばの近況

先日から雪の新潟。初日でこれでした。



いきなり「大雪」との予報を聞いて、暗いうちから起きないといけないんじゃないかとか不安で不安で……
早朝に窓の外を見て、「大雪」というほどでは無いと安堵しつつ、それでも大雪警報は続いていたので警戒しつつ。
ビビりつつ、山の中学校へ出勤。



「行ける」と踏んで、いつもの道へ(写真クリックで、大きくなります)。
雪の降らない地方の方は驚かれると思いますが、これなら行ける。

数年前、「視界が全部真っ白で道が全く分からない。しかし止まると二度と動けなくなり、雪だるまになる」を体験してから、ダメなときは頑張らずに迂回することにしているのです。
雪雲は長岡から逸れたのかもしれません。大雪というか、普通にしっかり降る雪くらい。これなら生活できます。関越道の立ち往生のニュースを観るにつけ、気持ちが引き締まります。全く他人事じゃないのです。雪の高速道路では、事故渋滞に巻き込まれ、ガソリン、飲み物、トイレの心配をしたこと。また別の時は、高速から降ろされたら降ろされたで、道も分からなく、街灯もなく、雪で標識も見えない。その両方が合わさってもっと長時間と考えただけで怖い。
ニュースは、怖くて、早く解消されますようにと祈る気持ちで観ています。


ということで、移動する車には、スマホ充電器、使い捨てカイロ、食べ物などを置いています。
歳をとっていくと心配症になるのでしょうか。
そういえば雪の季節でなくても、荷物が多いです(笑)。ハサミが要るかも、糊が要るかも、印鑑要るかも、空き時間に譜面が作れるかも……どんどんカバンが大きくなりますね!

この秋からは喉が凄く乾燥して、教室によっては室内の乾燥した空気を吸い込みやすい場所に居たりして、咳込むことがあります。御時世が御時世なので、咳をすると不要なご心配をされてしまうかもと思い、極力我慢しています。
飴やトローチを用意すればいいかも! と思って、ほどよい入れ物も無いから、バラバラとカバンに突っ込んでお仕事に行っていました。
さすがにそろそろ何か考えなければ、と思っていたら、生徒さんから手作りの飴ちゃん袋を頂きました~!



中身満タンで!
めっちゃ感謝して使っています。
(ありがとうございます♪)

| 徒然 | 18:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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篠笛とフルートの切り替え。

10月はフルートのコンサート。11月は篠笛でのミニコンサート(時間はミニだけど観客は多かった)。12月はまたフルートのコンサートのために、フルーティストに戻ります!
今年は大きい会場での演奏ばかりで、力いっぱい頑張らせていただいております。

思えば10月のフルートから篠笛への切り替えは、なかなかに困難でした……
これまでに演奏会にかけたことのない曲を吹こうと思ったからです。10日で1曲覚えるペース。
自由になる時間もそんなにないので、鍋を火にかけて1回吹く、食前に1回吹く、というような。

朝から新潟教室、という日は、ヴィクトリアさんも新潟の幼稚園に預けています。レッスンを終えてから幼稚園にお迎えに行って、帰宅。びくたんのごはんをして、自分も食べて、ひといきついて、20時。
小さい音で練習開始。
お部屋だとお隣の家に接しているので、廊下で。
びくたんも廊下に出て、付き合ってくれます。やさしい~~~。

20201124-2

1回吹いたところで、楽譜の上に乗ってきます……踏まれるといけないので、楽譜をのけます。
「覚えた? 吹いてみて」とチェックしてくれているのですね! やさしい~~~(T T)

20201124

だいたい思うように吹けて、悔いもなく、演奏会の出来にも満足できたところで。
はい、次、フルートコンサートの準備~~~。

たまに「篠笛を吹くとアンブシュアがまとまるので、フルートの音がきれいになった」というブログ記事を見掛けますが、私に関しては全くダメ。意識する場所がフルートと篠笛で違うので、どっちも鳴るような体の状態だと、どっちも80パーセントくらいの鳴りです。それでもプロとしての面目は保たれるけれど……
師事しているのが、篠笛は鯉沼廣行先生。フルートが堀井恵先生。それぞれに100パーセント鳴らさないと、まずいです。

とにかく両方の楽器のレッスンのためにそれぞれを突き詰めていっていると、全く違う方向になってしまったのです。
Facebookで、宮川さんという、やはりフルートと篠笛両方を吹かれる方とお話していて気付いたのですが、私が「朗童⇔パウエル」だから、吹き方が違うのかもしれません。
パウエルはちゃんとしないと、ちゃんと鳴らない! 太い、パワフル、でも甘くて深いのがパウエル。
対する朗童さんの笛は細くて美麗。
フルートから蘭情さんの笛にスイッチするときは、ちょっとやりやすい。深さがパウエルっぽいのかな。

深さ。
例えば、フーと吹くのと、それにオを足してウオーーーという感じで吹くのとで、音の深さが変わります。
口の中やおなかの意識を変えると、また深くなります。
身体は脱力するほど楽器の鳴りが大きくなり、音にスピードが付くし、
唇の使い方を変えると音が滑らかになります。

こんなポイントがたくさん。その組み合わせが、パウエルと朗童管では違う。
意識してスグできることも多いけど、引きずられてクセが抜けないこともある。だから練習してその楽器に合う吹き方に矯正していくのです。

ってことで、フルート。
やっと、やってたエチュードが終わりました。酷い本だった……

20201124-3

でも前やった何か(忘れた)より、人間の身体の摂理に逆らうものではありませんでした(笑)。
次のエチュードは、なぜか印が付いているのに記憶にないもの、それを1からまたやり直します。
曲だけやってたら、音色や指、身体を見詰めなおさないから。
ロングトーン、音階練習が、上達の近道です。
それが出来たらエチュードで試す。音階、アルペジオ、ロングトーンなどが音楽の約束に従って組み合わされているのがエチュード。調性の勉強にもなります。

| ♪楽器・演奏・教室 | 17:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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朗読コンテスト優勝記念公演で篠笛演奏

第11回青空文庫朗読コンテストで、長岡市の加藤博久さんが優勝されました。

加藤先生㊗️おめでとうございます!🎉

受賞されたのは昨年のことですが、受賞記念の『読演会』や祝賀会が、コロナで延び延びになっておりました。この秋めでたく開催の運びとなり、私も『読演会』を聴き、祝賀会に参加させて頂きました。

加藤先生やお弟子さん方には、日頃より大変お世話になっております。
古いものを掘り出すと……2017年。
高垣千枝 講師25年記念演奏会
つどい言の葉 朗読 郭公 朗読会

こちらは2016年!
話音茶房 ゲスト出演
「はちすば通り 良寛てまり座」

なんと2014年の記事が出てきました!
三条楽話会

他にもお引き立て頂いております。本当にお世話になっております。朗読に篠笛を合わせさせて頂いて、毎回緊張のなか、アドリブで吹いているので勉強になっています。せっかくなのでと、篠笛演奏の場を設けてくださったり。おかげで、篠笛独奏という形態が、中越地方では県内他の地域よりも広まっていると感じます。

ということで(?)『読演会』のパンフレット(プログラム)を制作させて頂きました!



ゲストの青木裕子さんは元NHKのかた。
原稿を寄せてくださっているのは長岡市長。
なにより、加藤先生の受賞記念ですから、ミスするわけにはいきません! 
ドキドキしながら作りました。1日で(笑)。夜に校正→入稿でしたが、やり取りしている時間も惜しく、加藤先生がロールケーキと共に(!)家まで来てくださって、サクサクと修正となりました。


朗読会を堪能したあと、祝賀会。



アルコールとマスクがお友達です。仕方ないですね。ここで何か出すと加藤先生に泥を塗ってしまいますので、感染リスクは限りなくゼロにしないといけません!



でも、お部屋を広く取り、テーブル間隔も広く、ひとテーブルの人数も隣の人に手を差し伸べても届かないくらいで、普通のお店より圧倒的に人との距離がありました。ホテルの矜持もあるでしょうし。素晴らしくクリーンだったと思います。

お食事の後は、アトラクション。ピアノ、シャンソン、朗読。私は篠笛独奏を。
朗童七笨調子改良型、蘭情四笨調子古典調、蘭情六笨調子唄もの。これで3曲10分ちょっと。



渋い選曲をしましたが、会場シーーーーンと水を打ったような静けさだったので、良かったのだと思います!(笑)
マイクなしで演奏したけど、会場の外から聴いてたよ、良かったよ、とピアノの細山田さんが褒めてくれました。そんなに聴こえる~?と訊いたら、「あなたの音は聴こえます!」と(笑)。たしかにデカいです。
(細山田さんは勤務のため、祝賀会に参加せず演奏の時だけ会場に来られていました)

このあと続いて、加藤先生の朗読とのコラボレーション。ピアノとパーカッションと一緒に。
朗童六笨調子(燻)を使用しました。
アトラクションの〆は、加藤先生の「外郎売」。暗記で臨まれていました。圧巻でした。

この日は、ピアノの細山田さんともお会いできました。私の歌の師と仰いでいます傳先生、朗読の樋口さんともお会いできて、すごく嬉しかったです。
関西出身で学校も関西なため、新潟は完全アウェイなのですが、お会いして嬉しいと思える方と知り合えたのも加藤先生のお陰だと思っています。先生の朗読、もっといろんな方に聴いて欲しいな。

| ♪楽器・演奏・教室 | 17:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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秋晴れ。
と言っても11月のお話ですが。



びくたんとお散歩。
足が短いので、草の生えているところを歩くのはあまり好きではないようですが、この日はけっこう遊びました。落ち葉がカサカサいうのが面白かったみたいです。

新潟の秋は、ともすれば毎日雨で。
私が新潟に来た年は、9月の長雨、10月11月も雨、それがそのまま雪になり、ついに3月までの間、ちゃんと晴れた日はたった3回でした。なんてところに来たんだと思いました(笑)。
その年が、近年特にすごく降ったということで、翌年からはそこそこ青空を見ています。ここ数年は異常気象というのか気候変動というのか、びっくりするくらい雪が少なく、晴れの日も多いです。

新潟駅。



季節問わず、青空は好きですが、新潟に来てから特に好きになった気がします。いい季節は短いんですよ~新潟は。
四季のうちでは秋が一番好きなので、こんな日は特にウキウキします!

ウキウキしつつも、11月は忙しかったので、建物に籠って作業したり練習したりでしたけどね(><)
お仕事先への移動、家へ帰るまでの移動、この時間が至福の時間であり、リフレッシュタイムでした! (だから職場が遠いほど楽しいし元気になる)

| 徒然 | 19:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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