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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2018年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年02月

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進路

今年は雪がとても少ない長岡ですが、今日はそれなりに降ってきています。明日もそこそこ降るとか。
例年に比べるとずっと少ないので、「ついに降りましたね~」などと文句を言いながらも少しワクワクしている市民は多いのではと思っています。私もそのひとり(笑)。
明日はみんなで、「たいしたことなかった」と残念がるような気がします。
それほどに今年は降らない。
降ってもたいして積もらない。

そんな中、良かったなと思うのは「センター試験」。センターの日は毎年必ずと言ってよいほど天候が荒れていたと思いますが、今年はその心配が無くて。
私は学生時代は関西に住んでいたから全く考えたことがありませんでしたが、今は思います。なぜ受験は冬なのだろうと。しかも一番寒く、一番雪の多い時期。雪国は大変ですよね。ここのところ関東でも関西でも容赦なく雪が降りますので、若干「ザマァミロ」って思っていますよ。すみません。しかし、太平洋側が苦労しないと動かない国ですからね……。


さて、受験。我が家は年内に早々に終わり、親戚方面からも合格の報をチラホラ。世間の大多数の受験生に先駆けて、ほっとしています。
この時期に思い出すのは、やっぱり自分の受験ですね。
高校は普通科だったのに、次の進路を音楽科に決めたことで、今の私の基が出来上がったので。
そして、その決定は、心に傷を作りました。「音楽なんかしに行って、将来何になるん?」と。「音楽で飯を食うのは、夢のまた夢(笑)」などと茶化されたことで。
メシをじゅうぶん食えるようになって、今や中堅という立場になっても、その時の心の痛みは消えませんね。


受験に限らず、年齢関係なく、本気の思いを茶化されたら当然傷つきます。
でも当時の私には、そこまで音楽を勉強しようという気持ちって、そんなに無かったと思うんだけどなぁ。知らないうちに音楽というものが私と切り離せなくなっていて、私の一部を貶されたような気になったのかもしれませんね。知らんけど(笑)。
生きていると、当然、いろんな傷を負って来ているもの。でもそれらは癒えた。一度死んで生まれ変わるまで無理だと思われた傷も、周囲に癒してもらえた。
ところが、音楽科受験のときのトラウマは、どうしても乗り越えられません。

だから、私はこれは絶対に守るのだけれど、本気であろうと適当だろうと逃げだろうと何だろうと、受験生たちが決めた進路は、絶対に尊重する。国文科を出たら文筆家にならなければ、などと全員が思う訳もなく、音楽科を出たって音楽家になる必要は無いのです。大事なのは、そこで学んだことを自分の中で消化して、その先どう生きてどんな人間になっていくかなのです。

ただし、どこかで真剣になることをしていないと、真剣になれない大人になります。「真剣に取り組む」という能力の欠如した人は、真の幸せを得られるような気がしません。幸せって、多くは達成感とセットなので。
受験生たちには真剣になれるものがあるから。
大人たちは、その真剣さに水を差すようなことをしないように。
この時期、そんなことを思います。

| 徒然 | 23:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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胡散臭い広告

胡散臭い広告を見るのが好きです(笑)。
雑誌ライターの傍らで広告も作っていたからか、どのような表現がアレでコレなのか、読むと分かります。

ひと目で分かるのは、すごく長いウェブ広告ですね。これはメジャーでしょう。ポジティブな語り口で「私は○○でした···」という告白を挟み、「そんな時、○○なのです!」のどんでん返し、「さぁ、あなたも······!」のお誘い。広告ではなくお誘い、というテイこそが広告臭プンプンして、笑ってしまいます。
どうやらそういう書き方を教えてくれる講座やセミナーもあったらしい。


最近見て「やるな」と思ったのは、広告を見ている最中に、「あと10個です!」「いまこのページをあなたの他に20人が見ています」と出るパターン。
書いてあることを読み進めるために下へスクロールしていくと、「あと6個です!」と出てきます。

そう、時間の経過でなく、スクロールなんですよ!
ここを読んでいる時に「残り3個」と表示させる、という仕掛けなんです。
最後まで読むと「あと1個です!」「このページをあなたの他に20人が見ています」と。

試しに、元のページに戻って、また広告を押すと······
「あと10個です!」
1個やったんとちゃうんかーーーーーい!💢


ってわけです。

これを発見したときはちょっと興奮しました(笑)。プログラムを考えてしまいました。
私もホームページに使おうかと思いましたが······「あと○人!」は有り得ないので却下。この時間しか予約取れません、というのは既にあるし、胡散臭い真似しなくてもいいかな。

| 徒然 | 12:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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おせち2019

あけましておめでとうございます(喪中のかた失礼いたします)。
今年は新潟で新年を迎えました。

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両実家の両親、祖母もそろそろ高齢なのでなるべく年末年始を一緒に過ごしたいとも思うけれど。2018年は次女のコンクールや演奏会出演が有りすぎて、とにかく次女の望みは「年末年始は家でゆっくりしたい」。振り返ると、年に車4万km移動していました。新幹線等を入れるともっと移動しているということです。頑張りましたなぁ。

家に居ると何が良いって、調味料やコンロ、鍋が自分のものが使えるということです。やはり慣れてないものを使うと味が変わってしまう。
ただでさえ荷物が多くなりがちな帰省の旅。鍋やしょうゆを全て持って出かけるわけにはいきません……ということで、今年はおせちの出来映えに満足。そしてスピードもノリすぎて、時間が余ったから伊達巻も自分で作ってみました。れんこんを擦って揚げてみたり。きんとん2種は長女作。

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・炊き合わせ(食材ごとに別に味付けして、盛り合わせる)
・きんとん2種(栗とりんご)
・黒豆
・紅白なます
・昆布巻き(身欠きニシン巻)
・田作り2種(胡麻と胡桃)
・伊達巻
・れんこんおろし揚げ
・くわい
・松前漬け
・かずのこ鰹出汁漬け
・お雑煮(1日は京風白味噌。2日は澄まし)

身欠きニシンの本乾きものは2日前から仕込まないとダメだと思いました。30日に戻し始めたので、31日の夜にやっと昆布で巻いて、よく朝まで保温鍋に置き、やっと完成。実家に送れなかった……それだけ残念でした。

30日夜からでじゅうぶんなのが、黒豆。
母から送ってもらった丹波黒豆。これに限ります。サイズは3L! こっちでは売ってない。

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こんなに艶々に仕上がる。こうでなくては。黒豆は自分が作るのが一番美味しいと思っています♪
完全に料理ブログです。
今年もこんな感じですが、宜しくお願い致します。



さて、びくたんもお正月料理。
年越しそばを少し。鴨南蛮。

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お蕎麦食べて、紅白見て、0時にもう我慢できずにクレートに入りました。
テレビのお部屋の隅に常備してあります。お出掛けするとき以外は出入り口を外しています。ここに入るときは疲れているから、手を入れないようにしています。クレートを、「ここは絶対安全、安心」と思ってもらえる場所にしておくと、お出掛けしたときに心の拠り所になるようです。

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翌朝は、おせち。りんごきんとんと伊達巻付き。

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デザートは後から食べるタイプ……前日に味見をしていたので、これが何モノか知っていたみたいです。

| 食いしん坊ちゃん万歳 | 16:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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