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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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「秋の宴 百花繚乱」御礼

20170923

11月26日(日)、りゅーとぴあ能楽堂で演奏会でした。
講師をはじめて25年の記念として、5月にフルート、11月に篠笛をメインに企画したふたつの演奏会。この、ふたつ目が終わりました。共演者、チケット販売してくれたお店、宣伝してくれた方、来てくださった方、様々にお手伝い・お心遣いしてくださった方……いろんな方のご厚意に感謝です。ありがとうございました!

差し入れがたくさん!!
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開場直後の能楽堂。

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せっかくの唯一の集合写真だけど、あとから見てみると皆すっごい疲れてる(笑)。

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頂いたお花を家に持って帰ると、こんな豪華なことに!

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さて、当日は100人を超えるお客様においで頂きました。アンケート回答もたくさん頂きました。
笛一管での曲は、新潟ではなかなか聴けないので、初めて聴いた、という方もいらっしゃいます。「最初の一音が聴こえたときに会場の雰囲気が変わった」「涙が出ました」など、嬉しいお言葉がいっぱい。

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特にラストの「星河」(狩野嘉宏作曲)が、会場のお客様の雰囲気までが変わって、まるで「動いたり音を立てたりしてはいけない」とばかりに客席全体が固唾を飲んで……とはスタッフの言。

朗読あり、太鼓あり、ピアノとの合奏あり、勿論、全員でのコラボあり。爆笑あり涙あり(忙しい!?)。
朗読との絡みは「むじな」以外、即興でしたし、太鼓との響演も打ち合わせなし。
皆さんそれぞれご活躍のプロなので、発する空気で合います。西洋音楽式の「拍」がないものだけど、「呼吸」は有るんです。
その呼吸は演奏する側のものだけでなくて、お客様の呼吸も合わせて、その場の空気なんですね。
その空気によって、間合いが変わります。
そこへ会場ごとに響きかたが関わるので、同じ曲でも、音の長さや間などが毎回違います。そこが面白いところです。

今回の能楽堂、響きがとても気持ちよく、楽しく吹けました。私はいつも音が飛んで行ったり拡がっていくのを見て追いながら吹くのです。私の出す音はフルートも篠笛も、広めの場所で長所が活きるみたいです。多くの人の音が減衰する距離のところから、伸びる。

太鼓とのコラボのときはマイクを使いました。思いっきり演奏してほしくて。ところが、リハしたらマイクの音量がデカい! 「もっと下げて」「下げて」を4回繰り返しました。ポップス篠笛系(?)の人の音量を目安にしてたのかな、と思ってたら案の定「(マイクに)近付いてください」って。当然断固拒否ですよね(笑)。音が出てすぐじゃなくて、拡がったところの音を拾って欲しいので。恐らくクラシック奏者は口許の音を嫌がります。
そんなことをしていたら、りゅーとぴあスタッフさんたちから、気付いたら「先生」と呼ばれてました。う、、うむ、くるしぅ無い(;・ω・)

それにしても、りゅーとぴあは裏方さんもレセプショニストさんも他のスタッフさんたちも最高、素晴らしいんですよ……大きなホールでやればやるほど思います。大好きです!

かなり長くなった所感でしたが、詳細はもう少し落ち着いてから改めて書きたいと思います。

ひとまず、お客様、生徒さん方、共演者にスタッフの皆様、ありがとうございました(人´∀`)♪

| ♪楽器・演奏・教室 | 16:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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積雪約8センチ

昨日降り始めた雪、まさかひと晩で降り積もっていようとは!
8センチほどありました。

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毎年活躍する、卒業記念の50センチ定規。私の中学校卒業だった気がする。30年モノ(笑)。
定規もまさか、配られた瀬戸内を離れ、雪国に持ってこられて雪を測ることになろうとは、思ってなかったのではないでしょうか。

あられ等はいろんなところで降ってはいましたので、私が移動ばかりで遭遇していないだけで、もしかしたらここにも降ったかもしれません。が、「雪」と言えるものは今年は今回がはじめてだったと思います。
初雪でこんなに降るかー。。。

バス停へ行くにも、いつもの6時前だと車の轍もほぼ無くて、歩道は埋まってるから……次女は本日、遅刻にて登校。
7時を過ぎて車が増えてから、高速バス乗り場まで車で送ってきました。

家の前はとりあえず除雪。
車を出すときに滑りますから。

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娘を送ってから、私は家の周りの除雪。
「俺の後ろに道はできる」的な。

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我が家は角地なので除雪範囲が広いんですが、隣が空き地なもので、けっこうな確率で私がやってます。
お隣さんが「機械でやるから、いいですよ(*^^*)」って言ってくださるけど、燃料も掛かりますし、あちらをして頂いてる間にこちらもできますもんね。それを、慣れたかたに除雪機で仕上げて頂くときれいになって有り難いです!

近隣の子どもたちの登校にギリギリ間に合った、かもしれません( ・∇・)
いい運動になります!


本日は40何日か振りの、完全なオフ!(ちょっと何かあってオフ、というのは先日ありましたが)
まぁ、休日とは言ってもレッスンや授業が無いだけで、練習したり原稿書いたり楽譜書いたり、配布するもの作ったり、という仕事はあるわけですが。
時間を気にせず、自分のペースで仕事が出来るという点では、気持ちがオフできるので確かに「オフ日」! なのです(^^)v

| 徒然 | 13:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「秋の宴 百花繚乱」紹介シリーズ③【打ち合わせ大詰め!】

26日の演奏会が迫ってきています。
なかなか全員揃っての練習ができないのが悩ましいですが、どうしても打ち合わせしないと進まないものもあり、長岡メンバーで集まってみました。
会場、我が家。

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現在、ふすまを外して、2部屋続きになっています。
雪も降ったし、そろそろ区切ってもいいかな、区切らないにしても、普段閉められるようにふすまを戻そうかと考え中。それにしてもキーボードの多い家だこと。手前にピアノ、左奥に3台あります。どこかにもう1台しまいこんでいるはず。

S野さんからの差し入れを、有り難く頂きました♪
ピアノの細山田さんと朗読の加藤先生からもお菓子などお気遣いを頂きました。
私は休憩時間のお茶出しくらいで恐縮ですが……

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今回の打ち合わせで、ぐっと完成に近づいた気がします!
こうしてみよう、と思っていても、個人練習してから持ち寄ると、「やっぱり……」と変更になることも出てきます。
少しずつ細かいところが気になりだして、対策していくと、練習中にもよりリアルに現場が想像できて、また細部が気になる……そんな繰り返し。
やはり集まって練習しないとダメですね!
あと数日ですが、より良い舞台になるよう、ideaを積み上げて行きます。

| 徒然 | 13:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「秋の宴 百花繚乱」紹介シリーズ②【篠笛独奏】

全国的に人気の高まりのある篠笛。それでもまだまだ、「篠笛って何?」という方も多いに違いありません。
ザックリ言えば、お祭りのときに使う笛。でも、ちょっと違う……そこを掘り下げます。Te●yにい○た×番!

そもそも笛というものは、古来から日本にあります。渡来して定着した楽器は琵琶や三味線など数々あれど、竹に孔をあけただけの横笛は独自に生まれたようであると考えられています。
※龍笛、能管、いろいろありますが、これら渡来したと思われるものは除外し、「篠笛」に着目して話していきます。

いま多くの愛好家が吹いているものは唄用篠笛と言い、西洋の音階(いわゆるピアノの音階)に近いです。五代目・六代目福原百之助が大正から昭和の初期にかけて開発したもので、「篠笛」という名称も、五代目福原百之助が付けました。ですので、「日本古来からある…」と篠笛を紹介するのは無理があるのではと、私は思っています。

古(いにしえ)の音色を手軽に味わうには、各地域に伝わるお囃子の笛が比較的近いということになるのではないでしょうか。西洋の音階とも、また日本のとも違う独特の音律をしています。唄用篠笛と違い意図的に規格統一されていないので、地域ごとにその音律が違うのが面白いところです。

他に、民謡や舞台で使われる笛もあります。三味線や唄に合わせますので、いわゆる邦楽の音階になっています。
なお、現代唄われる民謡や童謡は、やはり唄い手や作り手も現代人ですので、「唄用篠笛」が多用されます。

こうして音階が西洋化されてきますと、西洋音楽を軸としてきた私にとっては、「フルートのほうが音程も正確に取れて、いいんじゃないの?」という気持ちになってきます。実際、「篠笛という楽器で吹いて篠笛っぽい音がするだけで篠笛のポテンシャルを活かしきれていない演奏」が、たくさんあります。
これも「篠笛の演奏」では有るしひとつの楽しみでもありますが、「ふるさと」という歌しか知らないままに唱歌・童謡を評価するようなもので、幾分か勿体ないような気になります。

しかし、とてもじゃないけれど、大昔の笛の音律で大昔の構造の笛を吹くことなどできません。
ならば、唄用篠笛、或いは、お囃子にも用いる篠笛で、その魅力を大いに発揮できる曲を演奏するまでです。
伴奏が無くても、笛1管で十数分かかる曲。
他のどんな楽器にでも、ソロ曲というのは難しいものです。が、それを聴かせる力が、篠笛にはあると思っています。

11月26日(日)の「秋の宴 百花繚乱」では、そのような曲を3曲用意しました。
鯉沼廣行先生の「蘭」「万灯火」。狩野嘉宏先生の「星河」。
ご期待ください。

| 徒然 | 16:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「秋の宴 百花繚乱」紹介シリーズ①【朗読】

篠笛中心のコンサートでありながら、ゲストに和太鼓とピアノだけでなく「朗読」も入っている今回の企画。
朗読と音楽のコラボレーションは割と有りますが、この度のゲストは大ベテランの加藤博久さん♪ ストーリーと音楽を楽しむ、という程度では終わりません! 

まずは、チラシ・ポスターにも載せてあります演目、『花咲き山』で、「読み聞かせ」とは違う「芸」としての「朗読」を楽しんでいただけることと思います。
加藤さんには他に3本、演じていただきます。

・ 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談(くわいだん)」からひとつ。篠笛とピアノの現代曲を乗せていきます。

・ なんと、落語! もちろん、篠笛と太鼓の生演奏による出囃子付き(笑)。

・ 「三枚のおふだ」に関連した物語をひとつ。篠笛、太鼓、ピアノの音と共に。出演者が全員そろいます。

ちゃんとした朗読を聴いたことのない方も多いと思います。「ただ本を上手に読むだけ」とは違う「朗読」の世界を初めて覗いたかたは、皆さん驚かれます。私もそうでした(笑)。
そしてこの朗読、テレビドラマにもなり、いま注目されているのです♪

笛の演奏は笛の音ひとつで表現しますが、朗読も声ひとつで表現する芸術なのだと思います。その関連もあり、今回ゲストにお呼び致しました。
笛の演奏ともども、楽しんでいただけたら嬉しいです。

| 徒然 | 16:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久しぶりのお休み

11月の最初の日曜日はオフの日でした。演奏会絡みの用が少しあったものの、ほとんどの時間はフリー。

そんなときは! 書類整理です!(休みじゃない……)
暖かい和室で、ワンちゃんをお共に。

20171105

BGMはチャイコフスキーの「悲愴」でした。これは定期的に、どこかで耳にして、聴きたくなる。通勤時はほぼNHK-FMを聴いていますが、その限られた通勤時間中に、2~3ヶ月で何度も聴く曲がある。今回はそれが「悲愴」でしたので、ちゃんと聴きたくなって、ここ2か月くらいは時間のあるときに流しています。
なぜこうも何か月単位とスパンが長いのかというと、音楽を流せる時間がほとんど無いからです。聴く暇があったら演奏(練習)しますから!(笑)

我が家の部屋は全室、一日のうち、どこかのタイミングで陽が射し込むように造られているようです。
そして秋冬は、この和室だけが一日中、陽が当たります。先々月に大きな桜の木を伐採したので、なおさらです。
今は篠笛のお稽古に使っていますが、もし実家の親を引き取ったらこの部屋をあげなきゃな、という感じです。それほどまでに暖房いらず。昼間に部屋を温めておけば、夕方のレッスンも暖房なしで暖かい。畳の保温効果、恐るべし。

| 徒然 | 06:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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webで「レッスン予約」!

先月から、このような仕組みを取り入れてみました。

スマホからレッスン時間を予約!
RESERVA予約システムから予約する
(予約サイトへ飛びます。入室にはパスワードが必要です。)

カルチャー教室の場合は欠席されても振り替えが出来ませんので、使うことは無いかもしれませんが……例えば、「この曲を仕上げたいので」「発表会前なので」ということで、「1時間追加で特別レッスンを」ということはあります。

私の自宅でのレッスンでは、1ヶ月に○回通う、というフレキシブルな方式で来られている方もけっこういらっしゃいますし、曜日と時間を固定されている方でも、急に風邪をひいたり、町内会が入ってしまったりとか、ご旅行されるとか、いろいろありますので、レッスン日の変更の必要が生じます。

これまでは毎回、
1.「いつ空いてますか? ○日~●日の間に1回行きたいです」とお問い合わせ頂いて、
2.「○日何時、●日何時……」と私が手帳を見ながらリストを返信し、
3.「では●日何時からお願いします」と再度連絡を頂き、
4.「了解しました☆」
の最低でも4ステップが必要でした。
2の返信のところで、私が調整に困ったり返信を忘れていたりという可能性もあって(汗)、時間が掛かることもありましたので、「お忙しいのにすみません」と、皆さんに気を遣わせてしまう始末……(><)


スマホからの予約システムを導入してからは!
私の都合を気にすることなく!
夜中でも早朝でも昼間でも、ご自由に予定を入れて頂けます。
1.第1希望の月日を押して→時間を選ぶ。
以上で予約完了です。

私のほうには、その都度「予約が入りました」とメールが届きますので、それを紙の手帳に反映して完了。
PC上ではこのような画面となって、予約された日時の一覧が出ますので、たいへん有り難いです。




もちろん、レッスン終わりに次の予約をして帰ってくださってもOKです。
その場で予定が不明な時や、調整が必要なときは、「予約サイトでやります!」と言って頂く、なんていうサブ的な使い方も出来るのです。


お仕事やご家族などの用事で、なかなか自分の時間が取れない方も、たくさんいらっしゃいますよね。
1ヶ月に空いている時間に1~2回、ふとレッスンに来れるシステムで、更に予約するのに気を遣わないとなれば、無理なく続けられるように思いませんか♪

これは私が師匠にレッスンをお願いするときに気を遣うエピソードからの思いつきがスタートでした(笑)。
やっぱり、自分がその立場にならないと分からないことが、たくさんあります。
これからも、より快適にレッスンに来て頂ける環境を目指していきます。

| ♪楽器・演奏・教室 | 10:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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