「秋の宴 百花繚乱」御礼

11月26日(日)、りゅーとぴあ能楽堂で演奏会でした。
講師をはじめて25年の記念として、5月にフルート、11月に篠笛をメインに企画したふたつの演奏会。この、ふたつ目が終わりました。共演者、チケット販売してくれたお店、宣伝してくれた方、来てくださった方、様々にお手伝い・お心遣いしてくださった方……いろんな方のご厚意に感謝です。ありがとうございました!
差し入れがたくさん!!


開場直後の能楽堂。

せっかくの唯一の集合写真だけど、あとから見てみると皆すっごい疲れてる(笑)。

頂いたお花を家に持って帰ると、こんな豪華なことに!

さて、当日は100人を超えるお客様においで頂きました。アンケート回答もたくさん頂きました。
笛一管での曲は、新潟ではなかなか聴けないので、初めて聴いた、という方もいらっしゃいます。「最初の一音が聴こえたときに会場の雰囲気が変わった」「涙が出ました」など、嬉しいお言葉がいっぱい。

特にラストの「星河」(狩野嘉宏作曲)が、会場のお客様の雰囲気までが変わって、まるで「動いたり音を立てたりしてはいけない」とばかりに客席全体が固唾を飲んで……とはスタッフの言。
朗読あり、太鼓あり、ピアノとの合奏あり、勿論、全員でのコラボあり。爆笑あり涙あり(忙しい!?)。
朗読との絡みは「むじな」以外、即興でしたし、太鼓との響演も打ち合わせなし。
皆さんそれぞれご活躍のプロなので、発する空気で合います。西洋音楽式の「拍」がないものだけど、「呼吸」は有るんです。
その呼吸は演奏する側のものだけでなくて、お客様の呼吸も合わせて、その場の空気なんですね。
その空気によって、間合いが変わります。
そこへ会場ごとに響きかたが関わるので、同じ曲でも、音の長さや間などが毎回違います。そこが面白いところです。
今回の能楽堂、響きがとても気持ちよく、楽しく吹けました。私はいつも音が飛んで行ったり拡がっていくのを見て追いながら吹くのです。私の出す音はフルートも篠笛も、広めの場所で長所が活きるみたいです。多くの人の音が減衰する距離のところから、伸びる。
太鼓とのコラボのときはマイクを使いました。思いっきり演奏してほしくて。ところが、リハしたらマイクの音量がデカい! 「もっと下げて」「下げて」を4回繰り返しました。ポップス篠笛系(?)の人の音量を目安にしてたのかな、と思ってたら案の定「(マイクに)近付いてください」って。当然断固拒否ですよね(笑)。音が出てすぐじゃなくて、拡がったところの音を拾って欲しいので。恐らくクラシック奏者は口許の音を嫌がります。
そんなことをしていたら、りゅーとぴあスタッフさんたちから、気付いたら「先生」と呼ばれてました。う、、うむ、くるしぅ無い(;・ω・)
それにしても、りゅーとぴあは裏方さんもレセプショニストさんも他のスタッフさんたちも最高、素晴らしいんですよ……大きなホールでやればやるほど思います。大好きです!
かなり長くなった所感でしたが、詳細はもう少し落ち着いてから改めて書きたいと思います。
ひとまず、お客様、生徒さん方、共演者にスタッフの皆様、ありがとうございました(人´∀`)♪
| ♪楽器・演奏・教室 | 16:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑