4月ですので。
エイプリルフールのご予定は有りますでしょうか?
私も「次こそは爽やかなウソを!(?)」と思いつつ、今年もまた、「気付けば新学期!!」になってしまいました。
今年もまた、と言えば。
1月に、「どんな簡単なことでも良いので、今年の目標を立てましょう」と生徒さん方に呼びかけました。
けれどきっと、挫折していたり、忙しくて忘れていたり、されている方がほとんどだと思われます!
そこで、毎年言っているのが、これです。
「新学期です。気持ちを新たに、今年度の目標を立ててみましょう!」
どうでしょうか? 希望が湧いてきませんか?(笑)
4月1日は、そんな希望に溢れた日でもあるのですね。
さて。その目標ですが、皆さんは、どのようなものを思い浮かべますか?
挫折などとは縁遠いような、意思の強い人を、私はほんの数人しか知りません。何を隠そう……隠しませんが……私も挫折にかけてはプロと言えるほど、挫折をし続けています。まだ人生に挫折していないということだけが自慢です。あとは、仕事も辛うじて大丈夫かもしれませんが。
そんなプロ目線で、挫折しやすい(?)方々の立てた目標をズバズバ斬り倒したいと思います。そして、最後には見事に良案を出して見せましょう。どうぞごらんあれ。そして、ご自身に合った目標を、今度こそ見つけられんことを。
ケース1・Aさん「毎日練習する」。
→→漠然としすぎております。練習する、というと、どうしても曲か何かを吹かなくてはいけないイメージですね。さて、楽器のある部屋へ行き、楽器を構え、楽譜を用意し、、、、ちょっと手間が多すぎるように思います。意思の強くない方には、まずハードルを低く低く設定することが大事なのです。
ケース2・Bさん「一日一回は吹こうと思っている」。
→→やはり、漠然としすぎております。回答、ケース1と同じで。
ケース3・Cさん「毎日30分は吹こうと思っている」。
→→かなり突っ込んだ目標になりました。気持ちはたいへん、良いと思います。しかし! 30分は長いです。そんな時間が取れないまま、日が暮れることもあります。1日挫折したら、別の日もまた、そうなります。悪しき前例は続き、ついには目標などどこかへ行ってしまうのが怖いですね。というか、どこかへ行きます。
ケース4・Dさん「朝5分、夕方5分だけでも……」
→→これは相当良い考えです。トータルまとめて10分音を出すより、5分を2回のほうが上達したりします。しかし! プロ(※ 挫折の)から言わせますと、1日2回は、やはりハードルが高い。ちょっと来客があって朝は無し、では夕方に10分、という前例を作ると以下同文。
文句を言いっぱなしの4つのケースでしたが、これを解決する練習目標は、ただひとつです。
「毎日、任意の調の音階を1回吹く(篠笛の場合は六の音を長ーーく伸ばす)!」
これだけです。ハ長調でも良いですし、低いドの音が嫌いならト長調でも良いでしょう。しかし、得意な調に限ります。2オクターブの正式な音階練習までたどり着いていない場合は、「ドレミファソ、ソファミレド」または「ソラシドレ、レドシラソ」だけで良いです。
篠笛だけは、頑なに「六――――」。基本ですから。
拍子抜けしますよね。演奏は拍子を抜かさないでお願いしたいものですが(?)、目標に関してはこれでokなんです。ハードルは、低ければ低いほど良い。
これなら、多少体調が悪くてもできますね。
それが大事なのです。
体調が悪くても、忙しくても、毎日フ――――と吹けた。この自信が上達に繋がるのです。
ちょっと吹いてみて、興が乗れば、続いて何か吹くでしょう。
たまたま良い音が出たら、もっと鳴らしたくなるでしょう。
逆に調子が悪ければ、それでやめましょう。無理に吹いても良いことは有りませんから(※ 冬場、楽器が冷えていて良い音が出ない時などはこの限りではない)。
さあ、出来そうな気がしてきましたね? これを1ヶ月でも続けられたら、しめたものです。更に続けるなり、ちょっとだけ目標を高くしてみるなり、頑張ってみるのも良いと思います。
絶対に上達してくるはずですし、何より、続けられたという自信が付くはずです。
※ ただ、まぁ、学生さんは、もっとやりましょうね(笑)。プーで許されるのは、家事や仕事のある趣味の大人だけです。学生の場合は30分は練習しましょう。そうすることで脳が刺激され、他の勉強や生活もうまくいくようになります。
音楽に限らず、挫折してしまうと自覚している人は、半分寝ていてもできる目標を作って、バカにしながらでも達成してみることは、大事なことなのです。数学10分英語10分国語10分理科10分社会10分、或いは、トータル30分からスタート。上等。
高い目標を達成する人ばかりが偉いのではありません。どんな目標でも、続けられる人もまた、偉いのです。
頑張ってください。
私も「次こそは爽やかなウソを!(?)」と思いつつ、今年もまた、「気付けば新学期!!」になってしまいました。
今年もまた、と言えば。
1月に、「どんな簡単なことでも良いので、今年の目標を立てましょう」と生徒さん方に呼びかけました。
けれどきっと、挫折していたり、忙しくて忘れていたり、されている方がほとんどだと思われます!
そこで、毎年言っているのが、これです。
「新学期です。気持ちを新たに、今年度の目標を立ててみましょう!」
どうでしょうか? 希望が湧いてきませんか?(笑)
4月1日は、そんな希望に溢れた日でもあるのですね。
さて。その目標ですが、皆さんは、どのようなものを思い浮かべますか?
挫折などとは縁遠いような、意思の強い人を、私はほんの数人しか知りません。何を隠そう……隠しませんが……私も挫折にかけてはプロと言えるほど、挫折をし続けています。まだ人生に挫折していないということだけが自慢です。あとは、仕事も辛うじて大丈夫かもしれませんが。
そんなプロ目線で、挫折しやすい(?)方々の立てた目標をズバズバ斬り倒したいと思います。そして、最後には見事に良案を出して見せましょう。どうぞごらんあれ。そして、ご自身に合った目標を、今度こそ見つけられんことを。
ケース1・Aさん「毎日練習する」。
→→漠然としすぎております。練習する、というと、どうしても曲か何かを吹かなくてはいけないイメージですね。さて、楽器のある部屋へ行き、楽器を構え、楽譜を用意し、、、、ちょっと手間が多すぎるように思います。意思の強くない方には、まずハードルを低く低く設定することが大事なのです。
ケース2・Bさん「一日一回は吹こうと思っている」。
→→やはり、漠然としすぎております。回答、ケース1と同じで。
ケース3・Cさん「毎日30分は吹こうと思っている」。
→→かなり突っ込んだ目標になりました。気持ちはたいへん、良いと思います。しかし! 30分は長いです。そんな時間が取れないまま、日が暮れることもあります。1日挫折したら、別の日もまた、そうなります。悪しき前例は続き、ついには目標などどこかへ行ってしまうのが怖いですね。というか、どこかへ行きます。
ケース4・Dさん「朝5分、夕方5分だけでも……」
→→これは相当良い考えです。トータルまとめて10分音を出すより、5分を2回のほうが上達したりします。しかし! プロ(※ 挫折の)から言わせますと、1日2回は、やはりハードルが高い。ちょっと来客があって朝は無し、では夕方に10分、という前例を作ると以下同文。
文句を言いっぱなしの4つのケースでしたが、これを解決する練習目標は、ただひとつです。
「毎日、任意の調の音階を1回吹く(篠笛の場合は六の音を長ーーく伸ばす)!」
これだけです。ハ長調でも良いですし、低いドの音が嫌いならト長調でも良いでしょう。しかし、得意な調に限ります。2オクターブの正式な音階練習までたどり着いていない場合は、「ドレミファソ、ソファミレド」または「ソラシドレ、レドシラソ」だけで良いです。
篠笛だけは、頑なに「六――――」。基本ですから。
拍子抜けしますよね。演奏は拍子を抜かさないでお願いしたいものですが(?)、目標に関してはこれでokなんです。ハードルは、低ければ低いほど良い。
これなら、多少体調が悪くてもできますね。
それが大事なのです。
体調が悪くても、忙しくても、毎日フ――――と吹けた。この自信が上達に繋がるのです。
ちょっと吹いてみて、興が乗れば、続いて何か吹くでしょう。
たまたま良い音が出たら、もっと鳴らしたくなるでしょう。
逆に調子が悪ければ、それでやめましょう。無理に吹いても良いことは有りませんから(※ 冬場、楽器が冷えていて良い音が出ない時などはこの限りではない)。
さあ、出来そうな気がしてきましたね? これを1ヶ月でも続けられたら、しめたものです。更に続けるなり、ちょっとだけ目標を高くしてみるなり、頑張ってみるのも良いと思います。
絶対に上達してくるはずですし、何より、続けられたという自信が付くはずです。
※ ただ、まぁ、学生さんは、もっとやりましょうね(笑)。プーで許されるのは、家事や仕事のある趣味の大人だけです。学生の場合は30分は練習しましょう。そうすることで脳が刺激され、他の勉強や生活もうまくいくようになります。
音楽に限らず、挫折してしまうと自覚している人は、半分寝ていてもできる目標を作って、バカにしながらでも達成してみることは、大事なことなのです。数学10分英語10分国語10分理科10分社会10分、或いは、トータル30分からスタート。上等。
高い目標を達成する人ばかりが偉いのではありません。どんな目標でも、続けられる人もまた、偉いのです。
頑張ってください。
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