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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2015年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年04月

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狩野嘉宏先生門下の発表会

29日(日)、狩野嘉宏先生の門下生発表会に参加してきました。
狩野先生、岸田晃司くん、兄弟弟子の皆さん、聴きにきて下さった方々、とりわけ新潟からわざわざ来てくれた生徒の皆さん! ありがとうございました。
いろんな方にお会いできたこと、お客様が帰り際に「良かった、感動した」と声を掛けて下さったこと、いろいろ嬉しいことがありましたが……
鯉沼先生が音色を褒めて下さったことと(お世辞でも)、いろいろお話できたことが強烈に嬉しすぎて、帰宅の車中で興奮しすぎて家まで超早く着いた!(タイムは言えません)
篠笛の楽しさ、良さを再確認し、これからも頑張っていこうと決意を新たにした次第です。充実した一日で、参加して良かった! と思いました。

この日、堀井恵先生門下の発表会も、長岡で開催されていたのです。
「同じ日やん!」
と気付いて、毎年出ているフルートの発表会を取る気で居ました。やはり軸足はこちらという意識もあったのでしょう。
ところが、篠笛発表会は鯉沼廣行先生がゲスト、と聞いてしまい、気持ちがグラグラしはじめました。CDは(死ぬほど)お聴きしているけど、やはり生で聴きたい! 
そんな時に晃司くんから「来られるなら『清水恋慕』やりませんか?」と連絡が……。
「やる。」
これで決まったのでした(笑)。


そんな晃司くんとは、7月にまた二重奏コンサートを開催します。今年は長岡市の朝日酒造エントランスホールにて。
彼と一緒に吹くのは本当に楽しいのですよ。
フルートや他の楽器の時からだと30年以上音楽をしていますが、フルート複数だとかピアノとのデュオだとか、弦楽四重奏との共演だとか経験する中で、「音楽的に本当に楽しい」という感覚は全員と味わえるものではないです。ただ息を合わせるだけでなくて、相手の出方によってこちらも対応する、一緒に創り上げていく、というような時間を紡げる相手というのは貴重だと思います。

私にとっては、ピアノの金子禎子さんとの演奏も楽しいです。ここ数年お互い忙しく、二人で自主コンサートをしなくなっていますが、教室の合同発表会の時の講師演奏、学校や保育園に呼ばれたときのミニコンサートで、年に数回は一緒にやります。彼女と合せないときは、他の方とやってたり、一人で篠笛吹いたりしていますが、久しぶりに合奏すると、「これこれ!」と思ったりします。
バンドの人がソロ活動して、力を付けてからまたバンドに戻ってくるって、こんな感じなんだろうな! と(笑)
 ※ラルク・アン・シエルを妄想中※
だけど、10年以上もそんな感じで続けていると、「凄く楽しい」「バッチリ合う」が当たり前になってしまって、「これは!」というのが無くなってくるんです。ふと思い出す「これは!」は、ライネッケの「ウンディーネ」と、「アナと雪の女王」の「Let It Go」かな~。最近、凄く久々に演奏したノブロの「メロディ」も良かったです。

他の方と、と言えば、チェンバロの佐藤世子さんにピアノを弾いて頂いて演奏した、エルガーの「愛の挨拶」は楽しかった。@三条市大島中学校。
その佐藤さんのチェンバロ、もうお一人、チェンバロ奏者の笠原恒則さんと演奏したトリオも素晴らしい体験でした。古楽経験の豊富なお二人から学ぶことも多く、これは合わせ練習の時からひたすら楽しかったです。

こう考えると、「凄く楽しい」と思う為には、自分のスキルを磨くことが前提で、その上で、相手の腕を尊敬できることが条件だなぁという気がします。更に、目指す方向性が一緒であり、好みに共感できれば最高。
あとは、「この相手なら、自分がどうかしても何とかしてくれる」という安心感が、私には必要みたいです!(おいおい)。
頼りっぱなしで足を引っ張らないよう、また、相手にも「楽しかった」と思って貰えるよう、頑張ろうと思います。
まずはソロからですね。

発表会を経ると、本当にいろいろなことを考えます。
音楽は指だけさらえば巧くなるというものではありません。
生徒さん方にも発表会への出演をお勧めするのは、そういう意味があります。


……それにしても今年の狩野先生の発表会、皆さんお上手で素晴らしかったなぁ!(しみじみ)



先生が撮ってくださった写真。ブログ掲載許可を頂きましたので貼り付け……加工禁止とは聞いてないので、カワイクしてみました。プリクラか!
あ、もうひとり許可取ってなかった(^^;

| 徒然 | 13:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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レッスン(お稽古)について~その1・新入会

いよいよ新年度ですね。
「新年」のスタートで挫折してしまった方も(=私)、また新たなスタートを切るチャンス! 好スタートで走り続けている方は、給水・チェックポイントとして、周りを見てみたり少し振り返ってみたり、自分にご褒美をあげてみたりと、これもまた次のステップのための良い機会になると思います。

さて、新年度は教室のほうでも動きがあります。
正確に言えば春と秋の2回、新入会の方がお見えになりますが、やはり春のほうが動きが大きいです。お子様の進学に伴い、休会・退会される方もいらっしゃいますから。

休会・退会については、そのうち別エントリーで書きたいと思いますので……今回は新入会について、私の姿勢をお話します。いえ、姿勢とか言うたいそうなものではございません(笑)

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は「無料体験会」というものを一切しません。
そういう機会を設けているカルチャーセンターなどでも、お断りして、折衷案としての「無料説明会」を実施しております。
説明なんだから無料で当たり前だろ、という向きもあるでしょうが……その場合、私は楽器についての説明を一切せず、使う教本と用意するものだけを淡々と述べて終わるでしょう。
そういうわけにはいきませんよね。特に篠笛の場合は、「お祭りの笛とどこが違うの」「いろんな大きさや形があるけど、何なの」「どんな楽譜を使うの」「そこに書いてある番号は何なの」「どんな曲が吹けるの」……などなど、楽器について、楽譜について、曲について、たくさんの質問があります。

ご自由に発問して頂いているようで、実は狙い通りだったりもしますが(笑)。
自分で調べると時間も掛かり、情報量も膨大になり、初心者にはサッパリ理解できないことも多いですので、私が話すときは要点をかいつまんで、流れを大事に説明するよう心掛けています。演奏も交えます。
だから、これは講座の説明でもあり、同時に本来は第一回めのレッスン(お稽古)であるわけで、私としては時間も掛かっていますので有料としたいところ……まぁ折衷案ですので、無料説明会なのです。
そこのところご理解頂けると有り難いのです。
熱心な方はメモを取られていたりして、それも嬉しいですね。はじめて聞くことばかりだと分からないことも多いのですが、続けていくうちに「あっ」と気付けたりしますから、後々読み返すためにも、メモ、ウェルカムです!(笑)

では次は、「無料体験会」を行わない理由についてです。
これは簡単、第一回めのレッスン(お稽古)にこそ、価値があるからです。
構え方、吹き方、そのコツなどなど。ただ音を出すだけでも、口の中の状態、息の出し方の心積もり、いろいろあります。これをするとしないとでは音が全然違います。申し訳ないけれど、無料で教えられる内容ではありません、受講して頂いてこそ身が入るからです。
また、本来の料金よりリーズナブルな有料の体験会も、センターの意向で行うことがあります。
来られる方は大抵は楽器をお持ちでないので、レンタル料ということになります。万が一、落とされた場合の修理代等を考えたら少なすぎる額ですが、そこは皆様を信頼して……
で、肝心の体験の内容は、となりますと、コツ等はすっ飛ばさせて頂いて、このように構えて吹きます、とザックリとレッスンの雰囲気を味わっていただく会としております。理由は先に書きましたとおりです。お肉の試食販売のときに、一番美味くお高い部位を配らないのと同じです……違うか……。

一回めのレッスンに価値を持たせる。

師匠の受け売りではありますが、「たった一回で人生を変えるレッスンは可能」と、これも師匠と同じく思っています。
幸い、フルートや篠笛をやってみようという方々は、「タダじゃないと行かない」という方々ではなく、やはりきちんと価値のお分かりになる方々です。
レッスン(お稽古)は講師だけが頑張るのではなく、まして生徒さんだけが練習を頑張るものでもありません。お互い頑張るからこそ良いレッスン(お稽古)になり、楽しくなるのです。

| 徒然 | 07:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コンサート情報 2015年その1(4月13日変更アリ)

5月5日(火)に山古志・川口地域で、翌日6日(水)は長岡市で、「長岡・音、おと、オトの街」公演が開催されます。

私は篠笛で、5月6日に出演予定です。

11:00~11:30
 千の森ホール(長岡市浦6349) 変更されました
13:00~13:30
 NNビル1F(東坂之上町2-4-4) 変更されました4/22再度変更

今年も2会場に出ますので、追い掛けてきて下さる方々のためにも、違うプログラムを用意したいと思っています。
こちらの記事も合わせてお読み頂ければ……

「長岡・音、おと、オトの街」
今年のテーマは、「市町村合併から10周年を祝って~平成17年4月1日6市町村合併にちなんで」。
30分のミニコンサートを各会場で同時間に開催し、お客さまは共通チケットを持ってお好きな場所に演奏を、というもの。前売り1800円(当日2000円)で5公演まで聴くことができます。
6公演以降は1800円(小中高生800円)で聴けるとのこと。

チケット取扱いは、リリックホール、アオーレ長岡の市民協動センター、長岡市立劇場、文信堂書店(CoCoLo長岡)、北越楽器城内町点、及び各コンサート開場にて。
チケットがプログラムにもなっております。
3月25日現在、予告プログラムが出ております。

| ♪楽器・演奏・教室 | 09:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もうすぐ発表会

3月29日(日)、栃木県総合文化センター(古典芸能練習室)にて、狩野嘉宏先生の門下による横笛発表会があります。
ゲストは鯉沼廣行先生!

実はこの日、長岡では堀井恵先生門下の発表会「フルート音楽のひととき」がありまして……こちらはこちらで、私は毎年「ムリ目な曲」にチャレンジする日と決めていますので、出たかったのですが。
狩野先生のほう、ゲストが鯉沼先生と聞いて、「これは行かなければ」と思ったのでした。思ったけれど、思っただけで、決断はしていませんでした。ガツガツ息を入れて指を回してストレス発散! なところもフルートにはありますので、やっぱりフルートかなぁ、と漠然と思いました。
ですが、そんなかなりグラグラしていた時期に、岸田晃司くんから連絡。出るなら二重奏しませんか、と。はい、決まり~行く~~(笑)

ま、今年度は新潟市と三条市に3クラス新開講し、例年より時間が無さすぎてフルートがほとんど吹けていなかったから、チャレンジしたい曲も見つかっておらず。
篠笛は、通勤途中の信号待ちで吹けたりしてましたし、ミニコンサートなど依頼があるため、常に曲は考えていましたし。

そんなこんなで、宇都宮に行ってまいります!
ソロの他に、晃司くんと「清水恋慕」(二重奏)をします。昨年の長岡でのコンサートでは蘭情管で吹きましたが、今回は朗童管、古典調の予定です。どうなりますやら。
兄弟(姉妹?)弟子にあたるお姉様方に会えるのも楽しみなんです。
何よりも、今回は鯉沼先生の演奏を間近で聴けるチャンス! と喜んでおります。しっかり耳に、心に刻み込んできたいと思います。勉強にならずに、ただただ「幸せ~~」になってるような気もしますけど。




第18回 横笛の会 発表会
横笛奏者狩野嘉宏門下生による「横笛発表会」

【日時】2015年3月29日(日)
 開場12:30 開演13:00

【会場】栃木県総合文化センター 3F 古典芸能練習室

全席自由、入場無料

【お問い合わせ】
狩野嘉宏 028-633-7747

| ♪楽器・演奏・教室 | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2015年前期の予定

♪出演

5月6日(祝) 
 長岡音、おと、オトの街
  篠笛独奏
  長岡グランドホテルロビー、朝日酒造エントランスホール (変更の可能性あり)


7月4日(金)13:30~
 篠笛二重奏 ひとえにふたえ 其の二
 朝日酒造エントランスホール
 岸田晃司(篠笛・能管)、高垣千枝(篠笛・田楽笛)


7月5日(日)14:00~
  砂丘館
岸田晃司(篠笛・能管)×シンゴ(太鼓) ゲスト;高垣千枝(篠笛・フルート)



♪発表会

7月5日(日)10:00~
  篠笛おさらい会
  砂丘館

11月23日
  高垣千枝・金子禎子 門下生発表会
  長岡リリックホール

| ♪楽器・演奏・教室 | 16:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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3月1日のロビーミニコンサート

3月1日(日)、寺泊文化センターのロビーミニコンサートに出演してきました。
チェンバロの笠原恒則さんと佐藤世子さんとご一緒ですので、私はフルートで。
まずお二人がJ.S.バッハのオルガンのトリオソナタを演奏し、私が加わってヘンデルの「涙の流れるままに」。そして最後にテレマンのトリオソナタを。

チラリと小耳に挟んだところによれば(笑)、この日のお客様は約70名とか。
はじめに用意していた椅子を2列追加してもまだ足りず、ロビーのソファに座られる方、立ち見の方までおいでで、とても励みになりました。また、「生で間近でチェンバロを見るせっかくの機会」でしたから、見ていただけて満足! 何しろ、私がチェンバロ大好きですから、「フルートはいいから、チェンバロを見にきて! 聴きにきてっ!」と思っていました(笑)。

私が講師として勤めている中学校の生徒も来てくれていたそうで。しかも、前のほうに座ってたそうで。
「行きましたよ~~」
「え? 似てるなと思ったけど、大人の人だと思ってた」
……そうなんです、メガネの度数が低いものを掛けていたため、はっきりと見えなかったのでした。その生徒の他にも、あの方に似ているな、という方のお顔が見えましたが、後日伺いますと、ビンゴだったそうで……申し訳ありませんでした(^^;
次からは遠慮なく、終演後に突撃してきてくださればと思います!
教室の生徒さん方のお姿も。
はじめましての皆さまも、ありがとうございました!

この日は私達のあとにもう一組、「tsuyo-pon REIKO & 渡辺まさき」さんによるスタンダードジャズの演奏が。
ドレスのままゆらゆらして、エア拍手送ってたのは私です……ソロのあと、どうしても拍手したくなるんだけど、誰もしないんだもん……(^^;
リハーサルのとき、ギターのお兄さんがご挨拶してくださって、恐縮でした。紳士すぎる! メンバーの皆さん、あたたかくて素敵な方々でした。終演後に出演者全員でお写真を撮りました♪

こちらは、私達トリオの写真。


次回、使うために。「次回」? さて、あるのでしょうか?(^^;

こちらはチェンバロさん&スピネットさん。


小さいほう、スピネットなんですが、「なぜいつもお客様に背中を向けて演奏するのか?」謎だったので、笠原さんにお尋ねしてみました。なんと、「音が奏者のほうへ飛んでくるから」だそうです ∑(〇_〇)
チェンバロのほうはフタがあるから、この写真で言えばこちらへ音が飛んできますね。チェンバロのくぼみにスピネットをセットすれば、二台ともこちらへ音が飛んでくるセッティングになります。うまく作ってあるなぁ、と感心しましたが、たまたまこんな形なのか、ちゃんと狙ったのかは知りません(><) また訊いておきます!

| ♪楽器・演奏・教室 | 16:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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