10月19日(土)、長岡市の南部保育園で演奏してきました。父母の会の講座「親子で楽しむ ほのぼのコンサート」♪
昨年の開催が皆さまにご好評を頂けて……今年もお声掛け頂きました。ありがとうございました!
玄関を入ると、素敵なボードがお出迎えしてくれました。
「ピアノ&フルートデュオ ふるぅぴぃ」の紹介です。
すっかり(というか急激に)秋が深まっている新潟、寒い外から入った玄関にこの掲示があって、心が温かくなりました。

上部は、
ふるぅぴぃホームページ。
下部は、当ブログ「多事奏論」の記事。園長さんが「書いてくださってるのが嬉しくて!」と仰ってくださいました。
この記事です →
「南部保育園でコンサート♪」去年にも増して元気な、小さな観覧者さんたち。
1曲目が始まったときは、子どもたちの元気っぷりに、「これで演奏会になるのだろうか」と、先生方も保護者の方たちもきっと思われたことでしょう……。
だけど、曲が進むにつれて、歌ってくれたり、手拍子してくれたり、踊ってくれたり……そんな子どもたちの変化にも、きっと気付いて下さったことと思います。
だって、演奏中、キラキラした目でこちらを見てくれていたんですもん。
聴いてくれてないわけが無いですよね^^
舞台に上がってきて、踊って、側転をキメて去って行った引き際上手な女の子……
オカリナの演奏中、嬉しそうに歌ってくれていたのに、私が舞台を降りて演奏しながら顔を見ると、困ったように目をそらす男の子と女の子……
子どもたちが歌詞を知らない童謡を歌ってくれた保護者の方々……
アンコールの後も、もうちょっと聴きたかった、と言ってくれた男の子……
それぞれの楽しみ方で音楽に浸ってくれたことが感じられる、奏者の私にとっても嬉しい、1時間があっという間のコンサートでした。
じっと静かに聴くコンサートだけがコンサートじゃないんです。ロックなライヴのように、一緒に歌って踊って楽しむものもあるのですから。
小さいうちは、まずは心も身体も音楽を楽しめるようになって、生の演奏会って楽しい、と感じるのが大切。その楽しさを身体で表現できることも大切。
もちろん、じっと聴くことも大事だけど、その段階は、もうちょっと後……心だけで演奏を楽しめるようになってから少しずつ、で良いですよね。
あと、コンサートの中でも話したのですが、子育て中のお父さん・お母さんにとって、演奏を生で聴ける機会はとっても貴重! CDですら、じっくり聴けない毎日ですから。
こういったコンサートで、私たちがしっとりした曲を混ぜるのは、そういう曲を子どもたちの耳に入れたいということもありますが、同時に、保護者の方々のことも考えていたりします。曲を決めるときに「お母さん方へボーナストラック!」とか、言ってます(笑)。
しかし、騒がしい子どもたちの中で静かな曲が成立するのか!?
……するのですよねぇ。で、例え、子どもたちが賑やかでも!
幼児を育てているお母さん・お父さんの耳には、ノイズキャンセラーが付いてるんですよねぇ(笑)。子どもをみてあやす自分を、音楽を聴く自分と切り離せるんです! ですよね!?
そんな楽しいコンサートを終え。
「来たときは寒かったのに、暑い」
という声がチラホラ。演奏していた私達も、暑かったです。子どもたちの熱気でしょうか♪
「良いコンサートだった」と思って頂けたとしたら、盛り上げてくれた子どもたち、フォローして下さった保護者の方々、ご家族の方々、先生方のお力です。
良い観客なしに良い演奏会は成り立ちません。楽しい時間を、ありがとうございました!