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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2013年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年05月

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まったり。

ゴールデンウィークで、いろんなカルチャーそのものがお休みになっていますので、私もお休み。
旅行等に行く生徒さんもいらっしゃるだろうと思い、他の教室も合わせて週末から休みにしました。

長期休みでやることと言えば、まず休息という名の寝溜め(笑)。
ロングスリーパーで、すみません。
家族からは、短命だって言われてます(睡眠時間の多い人は短命の傾向があるそうです)。
いいよ、太く短く行こうぜw


今日は、長女の吹奏楽部の保護者懇談会に行って来ました。
役員さん以外では一番乗り……どこに座っても良いのかと思って、思いっきり下座の椅子を引いたら、「こちらへ」と言われて、渋々思いっきり上座へ。ここ絶対、自己紹介一番の席やんか、と思いつつ(^^; ←その通りでした
ま、三年生の保護者ですからね……気付いたら、長女は高校三年生でした。私がさくっと上座へ行かないと、下級生の親が困ってしまいますから、割り切って移動しました。
とは言っても、年齢的には限り無く下っ端。上のお子さんが大学生とか、社会人とか、そういう方も多いですから、めっちゃ怖いです。そこは「当吹奏楽部フルートパートの特別講師」という気概で無理矢理カバーです!(><)

って、私の人生、こんなんばっかりです(笑)。
たまには何の思惑も無く、素の自分で動いてみたい。

でも、虚勢も張ってるうちに、それが自分になっていく、みたいなこともありますよね。裏表ある人って居ると思うけど、それって二重人格とかじゃなくて全部自分なんですよ。そんなこと言ってたら、私なんて何面あるんだよ、的なことになってしまいます。私のこういう面はあなたには見せません、ってこともあるってだけです。

だいたい、「本当の自分」って何だよ、って思う。「本当の自分探し」って何ですか。そんな一色だけのひとになりたいのですか。
学生さんが自分を出せなくて、それを悩むこともあるだろうけど、それも自分! ひと前でシャイな自分なの! ok?
ネットだけで好きなことが言える? いいじゃない、好きなことが言える場があるだけ。発散したらいいよ、昔は無かったよ(爆)。ただね、他人の悪口は自分に却ってくるから、やめなさいね。それは自分を貶めること。どうしても悪口言いたくなる人は居るけど(笑)、書くと更に頭に刷り込まれ、憎悪が増すのも事実です。だから、どうしても発散したい場合は、ひとつ貶したらひとつふたつ認めたいですね。難しいけど。
というのも、近親憎悪っていって、他人の嫌いな部分というのは、自分の中に埋もれた悪い部分だからって説もありますから。自分を貶めておいて、自分を好きになれるワケが無いんですよね。


とまぁ、そんなことを自戒を込めながら、漠然と考える日でした。
金~日と休んだし、そろそろ仕事の割合を増やしていかないと、と思いました。いつになったら原稿がupするのか……今年度中に作り上げて、献本したい方々も居るというのに。はぁ。

| 徒然 | 20:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オフ♪

富山県の「ほたるいかミュージアム」へ行って来ました。
20120425

冬に直したクルマのエンジン部分がまだ具合が悪かったので、先週修理に出したのです。結果、ほぼ新品になりました!
となれば、走ってこないといけませんので(笑)。
本日、長女を遠足のために駅まで送ってきて、そのまま私は富山まで走り去ってみました。
写真は「ほたるいかミュージアム」の中です。記念撮影いかがですか、と言われて、ひとりなので、って断ったのに撮られてるっていうね。かぶりものや網もありますよ、と言われたけど、地味にぬいぐるみで。

そこでハジけられない私。本当に関西人か!?
……いや、関西人も、いろいろ居るんですよ。私は地味なほうなので(^^;


「ほたるいかミュージアム」は、ですねぇ。。。
まぁ、田舎の町おこし的な、そんな展示でした。5月半ばくらいまでのホタルイカの旬の時期ならば、発光ショーが見られるので、そこだけは子どもさんも面白いかもしれないけど。
私は細胞がどうこういう箇所だけで面白かったです。

お昼は、ミュージアムの2階で、観光地お約束の高いランチを(笑)。
それでも、ほたるいかのお刺身とてんぷらは初めてだったので、嬉しかったです。
他に、煮物とボイルと沖漬けが付いてました。ホタルイカ尽くし。


運ばれてくるのを待つ間、笛の整理を……。
20120425-2

怪しいけど、いいんです!
職業、笛吹きですから!


食後、外の海辺を散策していたら、天気はいいし人は居ないし、気持ちよくなって、ちょっと笛を吹いてみました。風が強くて、管尻から強風が入ってきたから、30分ちょっとですけど。
途中、知らないおじちゃんが聴いてくれたり、褒めてくれたり。ありがとうございます♪
笛吹きです、と漠然と名乗っておきました(笑)。
ちょうど「貝殻節」を吹いていた時でした。アドリブもうまく決まったし、良かった。
でもそこで、「御礼に一曲」と出来ないとね。次は、そうします。


いろいろ楽しんだので、満足して帰路に。目的地がアミューズメントとかでなくて、だだっ広いどこかで、笛吹いて交流して帰ってくる、っていうのもいいなと思いました。
インターの方向を向くと、目の前に雪山がワイドに広がっていました。
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長岡も雪山が見えますけど。こんなにパノラマじゃないです。携帯なので撮れなかったけど、もっと右側も左側も、ず~っと雪山がありました。


ひとりで一日ぷらぷらと遠出したのは、結婚前以来かもしれません。夜中に勝手にどこかへ行くことはありましたけど……。
昼食自慢で母にメールしたら、「ひとり? 家出?」とか言われるし。そうか、私が一人で居なくなる性質であること、娘と夫しか知らないんだな……。母は母で、なんか私と二人旅したいらしいし。元気なうちに行ってあげないといけないかもしれません。
祖母との旅行は行けず仕舞いだったので。いつか、と思ってるとずっと行かないから、えいやっと頑張ってみないとね。

| 徒然 | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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から

仮に、Aさんとしましょうか。
私と、もうひとりの人の、共通する友人。

彼女はとてもぶっきらぼうで、初対面だととっつきにくい。否、初対面でなくても、とっつきにくい。
何か言っても真顔で「そうですね」。クールビューティー? ちょっとかっこいい。
自分から他人に関わろうとせず、いわゆる一匹狼で、それが苦でもなさそう。とても強い人だという印象だ。

でも、私は知ってる。というか、実はひとこと言葉を交わして、分かってしまった。
それは彼女の「殻(から)」だって。
殻に閉じこもってるわけじゃないし、わざと作ってるわけじゃないから、みんな欺かれてる。
彼女の殻は彼女自身も意識してない殻だから、他人には分かるわけがない。

なんで私がそれに気付いたかというと「空気」だとしか言いようが無いのだけど。試しに彼女を突付くと、ちゃんと反応がある。更に突付くと、人懐っこい内面が顔を覗かせる。そしてふと気が緩むと、無邪気な顔を見せる。
本当は、Aさんはとても繊細で、優しくて、素直で、人懐っこい人なんだ。

自分の殻に気付いたとき、きっと苦しむと思う。頼むから、人生はそういうものなんだっていう方向には行かないで欲しい。そうならないように、そばに誰かが居るといいのにな、って願う。でももう、お母さんに頼る年齢じゃないんだよね……。
それが私じゃなくて、ごめん、って、何もしてあげられなくてごめん、っていう後悔で、彼女のことが忘れられない。

会えるかどうか分からないけど、出来れば次に会えたときは、笑顔の可愛いAさんでありますように。

| 徒然 | 21:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ふわり

平仮名だと某お菓子の名前みたいです。
「ふわり」。
漢字で書くと「譜割り」。

ぱっと見て、ぱっと演奏できるように、例えば4拍子の曲なら1小節内が4つに分割されています。
次の画像の、一番上みたいに。

20130421-3

※なんでこんな紙に書いてるかと言えば、書きたいときにこの紙が目の前にあったからです。

複雑なリズムになると、これがそれぞれ細かくなります。
ところが、上から2つ目の譜例みたいにやられると困るわけです。ぱっと見て、4つに分かれませんよね。
3つ目のだと、明らかに4つに分かれています。これなら演奏が容易なのです。

というわけで、記譜するにも決まりがあります。
音をどのように分割するか、これを「譜割り」と言います。この禁を犯すと入試では原点されます(笑)。

ところが、今年度のNHK合唱コンクールの課題曲、中学校の部の譜面には、この怪しい譜割りのものが何回か出てきます。天下のNコン、ちゃんとした方が編曲に携わっている筈なのに何故? という感じですが……あえて裏を読むならば、クラシックの観念を脱しろということなのかなと?
ということは、リズム感がここだけ違うっていうね。どうなんでしょうね。



話は変わりまして……
本邦初公開? 私の手帳。今年度版。

20130412-4

まだスッカスカですねぇ。去年あたりから記号や色で表したり、書かないようにした内容もあるので、余裕が出来ました。全部書いていたときは1ページA4でないとスペースが足りませんでした。今となってはそんなの、見るのもめんどくさい……。

端折ってるバージョンにしたとは言え、秋はギッシリ埋まります。今秋もそろそろ講習会や演奏会の予定が入り始めました。
更にバタバタしてくると、付箋が貼り出されます。付箋が増えると、いよいよヤバイことになっています(笑)。
TO DOリストみたいなものでしょうか。
あちこちの教室でいろいろ教えているので、どこの教室の誰さんがどうこう、という用事をたまに忘れて、教室に着いてから「あっ!」ということがあったりします。そういうのを忘れないよう、付箋に書いてペタっと。用事を終えたら剥がしてポイします。

付箋は、生徒さんの演奏曲を管理するのにも便利です。
曲目とお名前を書いて、空いてるページに貼っていく。曲調によってプログラムを組んでいき、気が変わったら入れ替える。
自分の演奏会前にセットリストを作るときも、これをやります。推敲しているうちに、「これ、イヤ」と思って捨てたり、逆に追加したり。


やっぱり文具マニアとしては、定番になった文房具は自分の中でも定番化して使えないとね^^
この春は余裕があるから、まだ欄外記載で済んでます。終わったらチェック入れたりします。怒涛の秋冬を過ぎて春にまったりとしすぎたせいか、エンジンのかかりがいまひとつ……5月は割とやることが出てきたので、4月下旬は調子を上げていきます♪

| 徒然 | 17:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さくら

長岡旧市街地あたり、ようやく桜が満開になりました。
2~3日前からですが。
これは柿川です。
20130421

他には、西病院の駐車場が綺麗ですねぇ。
夜には灯りがついています。福島江は散り始めかな?

昨日ぷらっと寄ってみた、越路橋のたもと(橋袂)。こんなところに桜並木があったとは、知りませんでした。
20130421-2

ここは9分咲きというところ。いい感じなのですが、寒かった!
今日の北日本はところによって雪模様なので、週明け、平日の晴れた日に行くといいかも。ただし、週間予報では水曜、木曜あたりが雨らしいので、その前がいいかな~。



5月6日(月・振替祝)の30分×3会場での篠笛公演……さくらの曲を吹こうかな。
そんなことも考えているので、いろんなところの桜が観れて嬉しいです。
観るって言っても、桜そのものじゃなくて、空気なんですけどね。

| 徒然 | 14:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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プランター畑2013

今年も咲きました、プリムラ・ポリアンサス。
20130418

次女が幼稚園年長の時に育てたお花です。卒業式で壇上に飾って、帰るとき記念品として頂いてきました。
とは言っても、卒業式前夜にインフルエンザに掛かって、卒業式出なかったのですけどね(^^;
当時、私がクラス委員長をしていたり、長女の時代からお世話になっていて正真正銘我が家が卒園ということもあり、インフルが治ってから、園長先生が来園されたタイミングに合わせ、個別に式をして頂きました。先生方勢揃いで、BGMまで流して頂いて。泣けた~。
しかも、夫も長女も参列。たまたま小学校が午前帰りで、長女まで参加できたのでした。そんな思い出のプリムラの花。もう7年目か。そろそろ株分けできそうです。


去年植えた、プチヴェール。
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「花壇」でなく「プランター畑」というだけあって、食べ物がメインです、ここは。
最近よくスーパーで売ってるプチヴェール。。。
食べるの忘れて、こんなに成長してしまいました。もうすぐ花が咲くかも♪ 咲かせてみようホトトギス♪ んで、一部つぼみ食おう。菜の花とか、つぼみ大好き。


かなりの古株、アスパラ。
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ようやく、味わえる太さのものが生えるようになりました。
でも細いけど。しかも、ほんの数本しか生えないけど……。
摘んですぐ茹でると、味が濃い! 何の野菜でもそうですけど、アスパラは特にそう思います。
ただ、アスパラっていつかダメになっちゃうそうです。うちのもそろそろ寿命なのかな? 終わりを念頭に入れつつ、しかし今がいちばんピークみたいなので、それを楽しんで。いや、ピークがあるから終わりが寂しくなるのか? これが枯れたら、たぶんめんどくさいから、アスパラはもう植えないだろうなって思うし。うーん。

周辺の木みたいなのは、アスパラの成れの果てです。けっこう茂ってくるんですけど、これも光合成のために大事らしい。冬になると立ち枯れて、このようになります。
気が向けば引っこ抜きますが、朽ちるとダンゴムシの餌になり、ダンゴムシが増え、土が肥えるので、放置気味です。
次女がダンゴムシ大好きで、幼稚園~小学校時代、ことあるごとに持ち帰ってきて、プランターに放っていました。
幼稚園では「虫博士」の称号を持っていたようです。
今もたまに植木鉢のスミをつついて捕獲しては、「おなかに赤ちゃんが居る」「これはまだ赤ちゃん」などと説明してくれます。次女のおかげで、ダンゴムシのお母さんや赤ちゃんをはじめて知りました。


アスパラの手前はパセリです。
雪を被ったのに、越冬しおった……。
周辺の芽は、おそらく青紫蘇です。勝手に花咲いて、知らない間に種が散っているようです。そして毎年勝手に生えてくる。シソは強い。
ただ、無差別に生えられると困るんです。私、間引きが出来ない。かわいそうで。
間引かないと共倒れというか、ひょろっとした株ばかりになってしまうので、丈夫なのを作るためには、やらないといけないんだけど。毎年、うんうん唸って、何とか間引いてます。農家の人が見たら怒るくらい、間引き足りない感じで(^^;


今年はワイルドストロベリーがいまひとつ。
花が咲いて実が成ると、とても可愛いんですけどねぇ。

| 徒然 | 11:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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成長っていうのは

子どもが大きくなることだけが成長じゃない。
中高生でも身体以外の成長を放棄してるんじゃない? って子が居る。勿体無い。

成長と言えば、例えば「運動神経」。生涯に3回ほど急激に伸びる時期があるそうです。
直立歩行~6歳頃。
小学校中~高学年の頃。
第二次性徴を終えた後の時期。

これを音楽に当てはめると……ピアノの指運びなどは全身運動だから、この運動神経の伸びる時期にやはりぐんと伸びるとのこと。
ピアノやヴァイオリンは小さいうちからやるべき、というのはこの辺りの事情もあるかもしれませんね。
勿論、その後からでも頑張れば伸びますが。運動と同じですから。労力とその成果、ということを考慮すると、最も効率良いのがこの時期、ということになるのでしょうね。


さて、私がはじめに「成長」と書いたのは、音楽的な成長のことでした。
基本的なことは基礎練習、理解は勉強で補えるけど、それでは成長しないのが感性。それから、気付く能力。

昔の芸人は「芸の肥やし」と言って無茶やってたようですが……何を持ってすれば肥やしになるのか、悩みどころです。それこそ感性の鋭い人なんかは、酒呑んで暴れても法令違反してもスキャンダル起こしてでも何してもプラスに出来るのでしょうけど。普通の人にはそんな日常を関連付けるのは難しいと思います。


音楽をやっていると、ただ、よく、たくさん音楽を聴きなさい、と言われる。
次に、音楽だけでなく、美術鑑賞をしなさい、と言われる。

何かに触れて美しいと感動できる心を養え、ということですね。ここが難しいところ。美しいものをたくさん観たら、感動できる心は養われるのか?

でもこれは、yesです。
私でも、全く興味が無かった例えばバレエ、邦楽を、娘が習い自分がトライしていくうちに、何だか分かるようになってきた。分かるから、観る、聴く。目や耳が肥えて、良し悪しが分かってくる。面白くなる。
つまり、初めは他人からの半ば強制的な指示であっても、とにかく「美しいもの」に触れること自体が大事なのではと思います。それも、主体的に。
ひとつふたつ試すうちに感性が磨かれて、ふとした他の何かにも心惹かれるようになる、そんなアンテナ(気付く能力)を持てるようになるのでは無いかと……私は常々思っているのだけど。

嫌々、受身で眺めているようでは、きっといつまで経ってもただの時間の無駄で、自分にプラスにはならないでしょう。身体に入ってこないのですから。
同じ時間を使うのに、自分から成長を放棄するようなのは非常に勿体無い気がします。関係ないから・興味ないからと言ってシャットアウトしてしまうような態度も、「感性を磨いて専門分野或いは人生に還元する」という考えに基づけば非常に勿体無い。
音楽でなくても、常にやるべきことを頭に置いて考えていれば、本を読んでいても街を歩いていても、そのことについて必ずヒントが引っ掛かってくるように思います。それに気付く感性を磨いていくことが、成長に繋がるのかなと……。




……美しいものに反応できない人も居る。
子ども時代に、感情を押し殺してきたような場合。
美しいものを美しいと思える心そのものが開放されていないと、難しいらしい。

こういう場合はきっと、好きなものにたくさん触れて、それが人なら、自分を受け容れてもらって気持ちを表現していくうちに、心が柔らかくなっていくのでは、と思う。私は人との触れ合いが演奏に関係するという考えに対しては否定的だけど、そうやって間接的に寄与することはあるのではないかと思う。

また、これは本当にあることなんだけど……子どもを産むと奏でる音色が変わるなんて不思議なことがあるんだけど、心の在りようが変わるという事象を理解すれば、説明できるかもしれないね。

| 徒然 | 20:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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初合奏♪

先日、お二人の素晴らしいチェンバリストさんたちと合奏してきました。本当は私もリコーダーだったりバロックフルートだったりすると良かったのでしょうが、普段から篠笛もあってそこまで手が出ないので、モダンフルートでお伺い。

おひとりは、佐渡在住の佐藤世子さん。
もうおひとかたは、新潟市の笠原恒則さん。
鼓童の山口幹文さんの御縁で知り合い、佐藤さんが段取りしてくださって、顔合わせが実現しました。
宿題(?)として、テレマンのトリオが2曲。これにプラスして、私が持参した楽譜の中から、いくつか弾いて頂きました。

私はいつもピアノ伴奏で演奏しているのですが、チェンバロで弾いてもらうと雰囲気がぜんぜん違っていて、本当に驚きました。嬉しい驚き、という方面ですね。
音色が違う、という当たり前のこと以前に、もう音やメロディの雰囲気そのものが違うんです。別の曲と言ってもいいくらい。
ピッチが3ほど低いのも影響するのかなぁ……軽やかさ、華やかさも全く違いますし、とにかく以前演奏したはずの曲を吹いているだけなのに、すごく新鮮。
そして、「これに合わせるには」って、頭の中が忙しい。いや、実際言葉にして考えてるわけじゃないのですが……そんな暇ないし……一瞬一瞬、物凄いスピードで考えて音にしていく感じでしょうか。

音楽家の1秒って、長いんですよ。
演奏中に1秒も同じ調子や気持ちで音を伸ばしていること自体、そんなにありませんから。
実際、1秒あれば12個くらいの音は出せますし。
速めの曲で、練習をほとんどしていないものの場合、譜面を見て、ほんの一瞬で図形問題を解いて、その音を出しているときに、もう次の問題の答えを出しているような。そんなイメージ。

フルにやると、勿論疲れます(笑)。
でも、自分の奏でる音が素晴らしければ、それに鼓舞されて癒されるから、また次が吹ける~みたいな。永久機関!?
音というのは「振動」なので、それでも癒されるらしい。
見た目の若い音楽家が多いのはそのためじゃないかって言う人も居るくらいです。真偽のほどは分かりませんよ(笑)。


私は、もともとバロックが大好きでした。
フルートを手にして最初に吹きたいと思ったのが、バッハの管弦楽組曲でした。いつかはチェンバロと共演したいな、とも思っていました。いやぁ、続けてみるものですね。まさかチェンバロ2台と合奏できる日が来ようとは。
実はここ数年間、そろそろ良いかな、ということで、堀井恵先生にバロックを見て頂いてます。
テレマンの12のファンタジーを経て、「バッハの無伴奏とかやってみる?」と言って頂いたので、それへ。
ところが、いくら吹いても吹いても分からないところまで来てしまい、先生に「苦しいです」とお伝えし、今回の発表会はドップラーに避難しました。

たった一曲だけど、気持ちも復活。すると、またバロックを勉強したくなりました。
ちょうどこの時期に、チェンバロさんたちと合奏。
私の人生、なんてうまく采配されてるんだ!
ちょっと感激しますね、ここまで完璧だと(笑)。
またこれでモチベーション・アップ。勉強するぞ! という気、満々です。
先日は楽譜をほとんど素のまま吹いたので、今度は装飾も入れたいし、もっと機能的に、美しく吹けるようになりたい。数字まみれになって和声を勉強して、本当の意味で譜面が読めるようになりたい。

佐藤さんと笠原さんの音楽とお人柄に触れさせて頂いて、またひとつ成長のヒントというかチャンスを貰ったように思います。

| 徒然 | 15:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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出演情報

●篠笛ソロ

「長岡 音・おと・オトの街 公演」

12:00~12:30
 アトリウム長岡

13:00~13:30
 カンバラピアノクリニック

17:00~17:30
 朝日酒造エントランスホール

長岡市内13ヶ所にて、30分のコンサートが7コマ行われます。
何公演聴いても、前売り1000円、当日1500円。
 ※小中高生500円、幼児無料

今年のテーマは「W.A.モーツァルト」。
しかし、篠笛ソロの私がそれに沿えるわけもなく。「テーマ以外の公演もあります。ご了承ください」とのことですので、わが道を行きます(笑)。
昨年テーマの「ロシア」は、一曲くらい関係するものを、と思ってやってみたのですが……今年は未だ何も思いつかず。妙案が浮かんだら、モーツァルトもやってみます。

共通チケット、リリックホールでも購入できるそうです。
生徒さん方は、私に言ってください。複数の公演を見なくても、私の30分で1500円分はお聴かせしますよ! 応援よろしくお願い致します。

| ♪楽器・演奏・教室 | 18:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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バロック音楽

今日はバロック三昧でした。
冬の間、雪のためにお休みされてた生徒さんがやっている、テレマンの12のファンタジー。ある生徒さんが持ってこられた楽譜。そして当面の私の課題、テレマン2曲と、バッハ無伴奏パルティータ。
バロックというと「高級な場所でのBGM?」という感じで、聴くのも退屈……という方が多いかもしれませんが、私にはとってもエキサイティング。譜面上にも和音を表す数字が書いてありますし(数字譜)、頭の中を和音に関係する数字や色彩、図形が駆け巡ります。


「バロック」は、「ゆがんだ真珠」と訳されます。ポルトガル語のbarrocoが語源とのこと。
バロック真珠、なんていうものもありますが、大変貴重なものですね。

そもそも「バロック」とは、16世紀末から17世紀初頭にかけて、イタリアのローマ、マントヴァ、ヴェネツィア、フィレンツェで誕生し、ヨーロッパ全土へと急速に広まった様式のこと。音楽の場合、タイトルに「~~の試み」と書いてあるものを目にすることが出来ますが、そのとおり、挑戦であったわけです。今までに整っていた音楽の決まりを、いろんな試みでもって超越する。
後世になって付けられた言葉ながら、「ゆがんだ真珠」とは言い得て妙です。


私には、譜面の上の音符そのものも、バロック真珠に見えます。
同じ16分音符が4つずつセットになったものの羅列でも、「1+3」「3+1」など、時々によって見え方が違います。当然演奏の仕方も違う。そこが面白い。重みのある音、駆け上がる音、いろいろあって音価も一定ではない。
まだまだ勉強中ですが、自分の既に修めているところを生徒さんに伝授するのも面白い。理解どころか想像の及ばないものに気付き、でも出来なくて、体感して、多少出来るようになる、という進歩を追体験できるから、私は自分が基礎を何回も勉強してるような気分になれる。

「教えると上達する」と言われますが、まさしくその通りですね。
自分の理解が浅いと、教えられません。
しっかり把握していれば、相手が今どのレベルなのか見ると、瞬時に教える順序が思い浮かびます。生徒さんの年齢や資質、経験によって、ハードルの高さを順次変えていく。場合によっては、ひとこと示唆するだけで解決します。
昔から、教える仕事だけはしたくなかったのに、なぜいま講師してるんだろうと立ち止まった時。この自信が、私を後押ししてくれています。


私がフルートを手にして、最初に「吹きたい!」と思った曲が、バッハでしたから。
ついに、憧れのチェンバロさんとも合奏できましたし♪
道のりは長いですが、まだまだこれから頑張りますよ。

| 徒然 | 01:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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勧誘

何を隠そう……隠しませんが、私は「勧誘」されるのが大嫌い。
特に、勝手にかかってくる「勧誘電話」、勝手にやってくる「勧誘訪問」が、二大・大嫌いである。
……そんなん好きな人ほとんど居ないか(^^;

今朝も訪問と電話が1件ずつ。
まだパジャマだったので、夫がインターホンで対応しました。明らかに焦る相手(笑)。
内容が「子育て」についてだっただけに、パパが出ると困るらしい。
なら平日に来いや!

……すみません、取り乱しました。

平日に来たら、私が血祭りに……

……すみません、取り乱しました。

何にせよ、玄関先へ出なければ良いだけなので。
たまに「○○です。資料を渡したいので、玄関先に来てください」というバカモノが来ますが、(なんでオマエに命令されなアカンのじゃ!)と内心思いながら、「嫌です」と言うと、「結構です」でもなく明確に断られた相手は、ちょっとたじろぎます。まだ経験ありませんが、ここで食い下がってきても、「だから、嫌です」で押せますので。
ポイントは、家を知られてるから、「あまり恨みに思われるようなことは言わないこと」ですね。

ちなみに本日の勧誘内容は、子育てについての悩み云々、でした。おそらく宗教関係でしょう。
宗教は、キリスト教は職業上、勉強していましたが、関わる気はありません。どうせ関わるなら密教がいいです(マテコラ)。


電話も、あまり恨みを買われないようにする点は同じです。
今朝かかってきた電話……次女が「おかあさま、お電話」と言うので、「誰?」「0120じゃなかったけど、分からない」。
出てみると、「おかあさまですか?」と言う。
なんでオマエにおかあさまとか呼ばれなアカンのじゃ!
って思ったけど、「中学生になるお子様が云々」と言うから、「…どこで調べたんですか…」と思いっきり警戒した声で返答してみました。
「住民基本台帳というのがありまして……」「知ってます」「それを閲覧しまして」「したんですか?」「もちろん今は制約があって見られませんので」「ですよね」「以前のデータを基に……」
ふーん。
まぁ、塾だか何かの勧誘です。

「中学に入られましたら、定期テストなど…」
「ないです」
「え?」
「うちの学校、定期テスト、ないんです」
「え? 中高一貫ですか?」
「そこまで言う気は無いです」(=なんでオマエに教えなアカンのじゃ)

まもなく電話は切れました☆
長女が居たら、即・着拒設定なんですが、学校に行ってるので出来ませんでした。私は我が家のPC担当なので、他には手を出しません。めんどくさいから(ぁ


子育て関係の勧誘、意味分かりません。あなたのところの子どもを連れてきて、うちの子と比べてみ? 言ってやりたい。むしろ、おまえが私に聞きに来い。
塾の勧誘。娘の成績見てからモノ言え。この前も掛かってきたから、「卒業生はどういう学校に進学されてますか? 東大・京大、今年何人ですか?」とか言ってやったら誤魔化された。そんな塾に用事ないわ。

早い話、「勧誘=失礼=私のストレス発散」なんです。
日ごろストレスなんて感じてないときでも、礼儀を欠いた話し方、イラっとする会話運び、勝手な名簿収集、これらをやられると、陰に隠れたストレスが口を突いて出てきますね。
実力を伴わないやつが何言ってもイラっとする。事業主なら、営業努力を違う方面でやりたまえ。同じ個人事業主として思います。
口の利き方がなっとらん、と営業マンを延々説教したこともあるし……(もうやってません)。


テレアポのお仕事、大変なんだね~~~。とは微塵も思わない。
迷惑なんだもん。
迷惑だけど仕事、っていうのも変だと思う。仕事だったら何でもしていいのか? それで「教えてくれてありがとう」っていう人も居るだろうけど、大部分は不快に思ってて、それを承知で仕事に就いたわけでしょう。サンドバック覚悟だと思うんだよね(酷)。
私に博愛精神を期待するな、私は一旦敵認定すると容赦しない(何者だよ)。40年生きてきて、一人二人しか居ないですけどね……それも向こうから和解してきたし。一番嫌いなパターン、最初はこっちの言うこと何でも悪意に取ってたくせに、途中で手のひらかえしてチヤホヤしてくる人。肩書きでちやほやされるの、嫌い。
で、今はただ「勧誘員」が嫌いです。


面白い勧誘と言えば、ナンパと宣教師だけどね。この話は、また、いつか……(多分しません)。

| 徒然 | 10:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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SLよりも……

今朝の新幹線「とき」の車体が新しかった!
その方面のニュースは全くスルーしているので、何がどうなったのか分かりませんが、ツルツルしたボディの乗り物は大好きですので、朝から良い気分になりました。
車体によってはおじさんの匂いが凄かったりして……30分とは言え、鼻のきく私にはとてもキツイ旅になってしまうのです。おじさんに恨みはありませんが。


新潟駅に着いたら、在来線で見慣れない列車が。
派手派手なボディ、綺麗だなぁと思いつつもスルー……しようとして、違うホームでSL発見!
おお。珍しい。

20130404
昼前には汽笛も鳴らしてました。「銀河鉄道999」しか思い浮かばないヲタクな私orz


でも写メ撮るほど気になったのはそこじゃなくて、先頭付近に居る、ネズミみたいなの……。
オコジョの何か、なんです。名前覚えてない。最近CMで見たやつ。

私の最近の密かな趣味は「キグルミと一緒に写真を撮る」。
でも、無理矢理じゃなくて「居合わせたら撮る」というスタンスですので、今日は遠くからコッソリ写メで。
ご縁があったら、また会えるでしょう♪ 次は逃がさへんで~(笑)。

| 徒然 | 18:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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新年度

1日はオカリナグループレッスン。
今日3日はフルートグループレッスン、篠笛個人レッスン。
明日4日は新潟での篠笛グループレッスン。
今年度もスタート致しました♪

……とは言っても、大人になり、子どもも手を離れる頃となると、「4月スタート」と言えば新ドラマが始まるくらいのものですよね。
でも、そこをあえて「新年度のスタート」と言うことで、また新たに頑張れる気がするのです。
1月は、「今年も(今年は?)頑張ろう」のスタート。
4月は気候も良くなる新潟、さわやかな季節の到来と共に「これからも(これからは?)頑張ろう」と。


長いスパンで考えると、どうしても「また今度頑張れば」となってしまいがち。あまり短いのも忙しくて困りますが、発表会などの演奏の機会を作り、期限を区切ることで、気持ちが切り替わりますね。
次の目標への段差を大きすぎないよう設定することで、上達する楽しみも得られると思います。一歩一歩は小さくても、ステップアップを繰り返し、1年経って振り返れば、かなり高いところへ来たことを実感できるでしょう。


勿論、ストイックな生徒さんはガツンと壁を設定していただき、どんどん上達の喜びを噛み締めて貰えれば、と思います(笑)。
このタイプ、けっこう多いんですよ。うちの生徒さん方……(^^;

| 徒然 | 17:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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今年度も頑張ります

新年度になり、新たな演奏依頼が入り始めました。
昨年飛び込みで依頼されたところなどは、「今年は確実に押さえたい」とのことで、予算と日付けを優先的に考慮くださったり。ありがとうございます♪


しかし、篠笛演奏依頼、多いなぁ……フルートのほうが上手な筈なんだけど……と苦笑しつつ、呼んで頂けるのは嬉しいし、篠笛という楽器の演奏を広く知ってもらうチャンスなので、もう新潟県内では「篠笛吹き」でいいんじゃないかと思い始めた今日この頃。

篠笛と言うと「祭りの笛?」と必ず訊かれてしまいますので、面倒だから「祭りの笛^^」と答えてしまう私ですが(コラ)。
唱歌を演奏し「そんなものも吹けるんだ」と思ってもらい、歌謡曲やクラシックを吹き「篠笛って、何でも吹けるんですね」と言ってもらい、オリジナル曲を吹いて「!」とうっとりしてもらい……。その相手の変化が、私には楽しかったりします。

フルートにしても、「幼稚園児だから、分かりやすい曲で、15~20分くらい」とはじめは依頼されて、面倒だから「はい^^」と答えてしまう私ですが(コラ)。
アップテンポの有名どころ、歌える曲に交えて、静かな曲、手遊びコーナーなどを入れて、20分なんて「もう終わり?」のレベルを超えて「まだ全然聴き足りない!」くらい。
だから、既知の方は「曲目お任せ、40分で^^」とシンプルに御依頼くださる。まぁ、40分でも、「あれ?もう終わり?」と皆さんプログラム確認されるんですが。


前より前へ、ってどっかの市のスローガンみたいで嫌なのですが(ーー;)、十数年来の私の姿勢でもあります。転んだら、石ころでも泥でも掴んで立ち上がる。
ここ数年、安定しすぎて忘れていたところへ、昨年度は怒涛の毎日。少し、何かを思い出した気がします。
ちょっと心境の変化もありました。だから、今は転んだらそのまま寝転んでちょっと考えて、何事も無かったように立ち上がり違う方向へ向かうような。そんな自由さを感じています。
どこ行くねんなw

良い意味で力が抜けたって思う。20代は批判することが多くて自分はこうだって躍起になって、30代はとにかく少しでも自分を向上させようと思って。40代に入り、ようやく柔軟性や余裕を身に付けたのかもしれませんね。いまその年代の後輩たちを見ると、かつての私を見るようで恥ずかしくも微笑ましくもあります。これが成長したってことなのかな?
いや、成長してないかも……
この前TVで、これから何が欲しいか、みたいな心理テストをやっていて。迷わず「地位と名誉」と答えた私に、夫が「オッサンやん!」とドン引いておりました……ほっとけや(^^;
将来の夢を訊かれて「社長!」という小学生と、何ら変わりませんね。


とは言っても、肩書きとかは要らないのです。欲しいのは、演奏家やレスナーとしての「一定の評価」ってやつ?(笑)どっちにしても、やらしいな(笑)。
先日は学生さんに「先生、すごいです~!」と言われて物凄く嬉しかった。レッスンに通うようになって、周りの人がみんな「すごく上手になった」と言ってくれだしたそうで。先日のソロコンクールも、金賞まであと1点だったし! 私に習いに来れば音色が変わる、伸びる。生徒さんたちからのそういう嬉しそうな声が、何よりもの評価です。ひとり、誰も居ないところで「うぉし!」とかガッツポーズしてたりします。


これからどこまで勉強できるのか演奏できるようになるのか、体力はもつのか、そういう心配は有ります。アスリートならではの悩み。って、誰がアスリートや。

| 徒然 | 23:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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うっかり!

今更気付く。バタバタしてて、先月ネタにするのを忘れていました。
去年は言及しています→ 「今日は何の日?」(「多事奏論」)

3月14日15時9分26秒53

去年は長女にメールまでしました(笑)。
今年はまぁねぇ、忙しかったからねー。いろいろ落ち込んでて、それどころじゃ無かったし。
しかもホワイトデーなんて私には関係ありませんからねー。前月に撒いたりしないですからねー。本質がオッサンですから、専ら頂くほうです……って、あれ? お返ししてなかったかも! 皆様すみません!!

| 徒然 | 23:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬眠から……

新潟もようやく春らしくなってきて、冬眠から覚めた生徒さんが続々と教室に戻って来られています。
あとは十日町、川口方面の方々だけになりました。

また、大人の生徒さんが多いため、ご家族やご親戚、ご自身の体調などから休まれている生徒さんもいらっしゃるのですが、この春、続々と復帰。
以前より、ご都合がつかなくなって辞められてまた復帰、という方は割と多くて、戻ってきて下さること自体たいへん有り難いことと思っていたのですが、この春は「続々と」というくらい、再会が多いのです。
久々に身内に会うような、そんな嬉しさがあります。
「またレッスン頑張りましょうね」というよりも、「またお会いできて良かった!」という気持ちが大きくなって、再会を喜び合ったりしています。
今日もそんな出来事がありました。朝から凄く清清しい。


再会と言えば。先月終わりのほうでも、とても嬉しい再会をしました。
ずっとお会いできていなくて、たまたまかな? と思っていたのですが、さすがにおかしいので別の方に訊いてみたら、「入院されていた」と。
回復してきていて自宅療養中、と聞き、安心はしました。でも、漠然と、もうお会いできないのかなと思っていたところ……たまたま参加した会でその方の姿を発見! 気付いたら、駆け寄って手を握っていました。手を握り合ってお話を伺って、ご本人が「大丈夫よ」と仰ったとき……気付いたら私、抱きついてました、びっくりされただろうなぁ~おまえキャラ違うぞ、みたいな(^^; しばし抱き合って、泣きました。。。
思えば、その日はこのスタートからテンションが変だったみたいです……関係者各位申し訳ございませんでしたorz



音楽教室をやっている以上、お預かりしている生徒さんの人数に増減があるのは当たり前です。
私の腕が悪ければ生徒さんは離れていくし、うまく気持ちが合って、上達の実感と遣り甲斐を感じて貰えたなら、やめる方より入会される方のほうが多くなって、生徒さんが増えます。
単純なことですが、それ以外に、私のキャパシティによるところもあるなと最近思いました。
生徒数30人止まりの時期、40人止まりの時期、というのがありました。身体がひとつしか無いので受け入れられる人数に限りがあるのは当たり前なのですが、物理的なものでなく精神的なキャパが増えたなと思った時にはそれを突破するのです。
個人レッスンである以上、レッスン時間の確保の上に、ひとりひとりが演奏される曲について考えるなど、しなくてはいけない。幸い、指導の方向はその方を見ればすぐに頭の中で組みあがるので、そこは苦労しませんが。
これを伝える必要がある、となったときに、方法や言葉を探す、そんな時間は必要でした。そこをクリアしたとき、自分のキャパが拡がったのを感じました。


それと、とても不思議なのですが、生徒さんが多過ぎて自分の体調と精神状態が危うくなった時期、急に皆さんの身内のご不幸や入試、入院、引越しなども重なって、退会が相次いだことがありました。
これは少し休めということだな、と、自分の体調を整え、ちょうど良いので勉強の時期に充てました。すると、演奏依頼が増えました。勉強のほうも成果が見えてきた頃に、ちょっとやってみたいことが出てきて。何故かその時に「中学校で音楽教えませんか?」と相方ピアニストからメール。次年度の別の計画もあったし戸惑ったけど、まぁお話だけ、と学校へ伺い、気付いたらいろいろ手続きしていました。
結果、20年間(+α)教えてきた中で考えてきたことが実行でき、心残りが昇華されたというか……自分にとってはたいへんプラスになった、不思議な1~2年間でした。


今日からまた新しい年度が始まりました。
自分の中で新たに気付いたこと、やってみたいことのベクトルが、今までと違うことを実感します。
自分で自分を省みて、「別人かも?」って思うくらい(笑)。あんたそんな考え方する人だった? っていう、そんな未知の私に時々驚きます。長~い冬眠から覚めて出てきたのでしょうか。
今年度もまた、生徒さん方からも学ばせて頂きながら、頑張りたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

| 徒然 | 12:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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堀井恵門下生発表会

年度内のイベントが全て終わりました!
自分の教室の発表会も、依頼を受けた演奏会も、全部気持ちの引き締まるものではありますが。堀井先生門下の発表会は、コンクール入賞者や音大・音高生、その候補生たち、プロフルーティストなどが出演しますので、これはこれで全く気が抜けません。

今年度はコンクール出場者や講師派遣先の学校へ精力を傾けてしまったため、自分の練習が全く足りていませんでした。時間が取れてからでは間に合わないのが、芸事の辛いところ……。
それでも、過去最高にパワフルな演奏だった、と評を頂き、たいへん恐縮です。
応援してくださった方々、聴きに来てくださった方々、曲を紹介してくださった恩師の松浦師匠、ありがとうございました!

打ち上げはケーキと紅茶で☆(酒じゃないよ!)
小学生席に子どもを集めておいて、母は母だけでテーブルを囲みました。はじめ、次女と他のテーブルでだらけていたのですが、O川さんが呼んでくださって。お邪魔した立場でありながら、うっかり喋りすぎました(^^;
でも何だか盛り上がって楽しかったです♪ 皆様、ありがとうございました!
(後で、お母さん方のテーブルがうるさかった、と次女に笑われました。40代集団なめんな!笑)


明日からは、しばらく休んでいたバロック音楽の練習に戻ります。
バロックを続けていて、冬の入り口までバッハの無伴奏パルティータをやっていたのですが、何だかもう解らなくなってしまって。「じゃ、ちょっと休んでみて、またやってみよう」と堀井先生が仰ったのに甘えて、今回の発表会ではドップラーの「chanson d'amour(愛の歌)」にしたのでした。
たった一曲の息抜き、と思われるでしょうが、私には物凄く気分転換になりました。


明日も朝からレッスン♪
勉強の対象であり、好きではなくなっていた「音楽」が、とても美しく素敵に思える今日この頃。
頑張ろ♪

| 徒然 | 01:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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