「いのちをつなぐチョコレート」。
http://www.jim-net.net/医師の鎌田實先生が行っておられる、イラク支援のチョコ募金です。
イラクでは劣化ウラン弾の影響から白血病などの患者が増え、もちろん子どもたちも犠牲になっています。このチョコを買うと、収益がガンの子供たちに役立つようになっていて、私は去年知りました。
【HPより抜粋】 湾岸戦争で使われた劣化ウラン弾が、子どもたちの白血病の増加を招いていると、医師たちは推測していました。確かに91年を境に小児がん、特に急性リンパ性白血病が増えています。南部では、無脳症などの先天性異常の増加も顕著でした。しかし、証明のできるようなデータがありません。2回の戦争と10年続いた経済制裁で、調査ができていません。【ここまで】
日本でも第五福竜丸で有名なビキニ環礁、あの近くの島の住民にも無脳症の子供が生まれるそうで、地域病の一種とされています。
「証明できない=白」では無いのです。この場合は、黒に限りなく近いグレーと思います。
「証明できない=安全」が昔からまかり通っていたのなら、人類は危険に備えることもなく発展して来なかった筈です。会社で考えても、リスクマネジメントが無い会社はダメなのは明らかですね。
何故、近代ではそのような理論が成り立ってしまってるのか? 「科学」というものを間違った方向に利用しようとする人が増えすぎたのでしょうか?
人間は機械では無いので、哲学、生物学、心理学など人間学を含めなければ納得できないもの。ガンジーが挙げた「人間性なき科学」。これが更に行き過ぎ、「データがあるから大丈夫/危険、無いから大丈夫」の二択で動くのは、人間としては少しも賢くない気がします。
きちんとした科学者なら、可能性を予測し仮説を立てて動きます。科学を利用してどうこうしようとする人と、それに利用される中途半端な学者は、都合の悪い可能性は無いことにする。「地球以外にヒトが住めるなんてSFだけだ、非科学的だ」と馬鹿にしていた人は、火星に水の跡があったと知ってどんな顔してるのやら。
いや、案外彼ら、二択の人生だから悩みもなくて良かったりしてね……
さて、チョコ募金ですが。
残念ながら今年はその救済の対象に「福島」も入ってしまいました。
今年のチョコの受付は終了していますが、毎年行われているので、来年度はぜひ思い出してくださると嬉しいです。
去年も紹介しましたが、チョコそのものもかわいいんですよ^^
こちらは私が頂いたチョコたちです♪
大人の方からはちょっとした可愛いチョコを、学生さんからは手作りのお菓子を頂きました。
うれしい~♪
こうして講師肥ゆる2月……いや、私の場合は年柄年中か(笑)

家族(ただし夫抜き)で、美味しくいただきました!