第10回発表会 終了しました!
なかなかの客入りで、生徒さんの中に「他の楽器も聴きたい」という意欲的な方も多く、音楽を教えている身としてはたいへん嬉しかったです。
この発表会は、私が新潟県で講師をはじめてすぐ、「小さな場所で、お客さんを呼ばずに内輪で」と行ったのが最初です。
タナカ楽器、ヨークカルチャー教室と、2会場の生徒さん方をお互い会わせたかったのです。また、普段のレッスンがおひとりの方にはアンサンブルを経験して欲しかったし、普段グループレッスンの方にはソロ演奏の勉強もして欲しかったからです。
ピアノの金子禎子さんとも、このときに知り合いました♪
フルートの師匠、堀井恵先生からのご紹介でした。
まさか以降10年も、いろいろ迷惑掛けまくってるとは(笑)。相変わらず演奏会では何かしでかす私、あまりに毎度なので、慣れっこでうまく捌いてくれる金子さんに感謝です(とか言う前に練習せい)。
さて、発表会。
子どもたちの可愛らしいピアノ演奏からスタートしました。
小学校5年生以下の演奏なんですが、力強い演奏あり、しっかり音楽を感じさせる演奏あり。
発表会のスタートにふさわしい、フレッシュな演奏家たちでした。
どうにかうまくやってやろう、と邪念のある大人(私とか)は、このピュアな音楽に心洗われたことでしょう(笑)。
次はフルート・篠笛のパート。
これもフレッシュな演奏!
今年はじめて参加される方も数人いらっしゃいました。一生懸命さが伝わってきて、とても良かったです。
中盤からは発表会の常連さんも混じり、クオリティアップ。
ポピュラー、クラシック、篠笛オリジナルと、バラエティ豊かな曲目が並びました。
ここで、講師演奏。篠笛で、鯉沼廣行先生の「幻の笛」を演奏しました。
あえてのノーコメント。
リトミックとアンサンブルの発表もありました。
舞台に上がるのが恥ずかしく、お母さんといっしょに発表したボク。泣いてしまいながらも手はしっかり動かしてた様子がかわいらしく、終了後には温かい拍手が。
会場が一体となって見守っていた雰囲気でした。
セッティングのあとは、フルート3本、ピアノ、ベースによるアンサンブル。
毎度のことながら、部活などの都合でぶっつけ本番!というメンバーも有り。でも楽しい雰囲気は伝わったかな?
この第3部は、小さな発表会ならでは! と自負しています。
第4部、再びピアノ。
ここは大きな子どもたち~大人の演奏が続きました。さすがに難しい曲を演奏されます。
客席でも「ピアノ曲を聴いている」という満足感がありました。
1部で演奏した子どもたちにも、ぜひ聴いて欲しいと思いました。あんなふうになりたいな、ときっと思うから。
そしてラスト、フルート・篠笛。
難しめの篠笛・フルート曲、学生のフルートが続き、発表会ラストへ。
私が言うのも何ですが、子どもたちがよく頑張ってくれました。
ヘンデルのフルートソナタ(小5)
ドゥメルスマンの「ヴェニスの謝肉祭による変奏曲」(小6)
モーツァルトのコンチェルト(高2)
趣味の習い事で、これだけ吹ければ、それだけで凄いです。
音量も申し分なかったと思います。
転校していったO田さんや進学で卒業したO矢さんなども素晴らしかった。
でも、吹奏楽やらないか、やってるけどフルートじゃないパートか。かと思ったら、転校先の東京でいきなりファーストでソロ取ってるか。
君ら極端やろ(^^;
フルート曲の面白さを知ってしまったら、ある程度吹奏楽やればもうOK、という気持ちになってしまうのでしょうか。まして、西関東大会、東日本大会などに出てしまったら、達成感が出てしまうのでしょうかねぇ。
大人の方も。毎年の発表会を見ていると上達されているのが分かります。
表現力、音量、音色、技術、どれも上がっています。限界って無いんですね。今年もさすがの演奏でした。
発表会を締めくくるのは、講師演奏とゲスト演奏。
ゲストにソプラノの大津知美さんをお迎えして、3曲披露して頂きました。三曲目の「落葉松」は、フルート即興で絡んでみました。
後日、「狭い会場でもったいなかった」と客席からの感想を頂いたとおり、声量たっぷりの落ち着いた声質で、秋の発表会の締めくくりには相応しかったのではと思います。
| 徒然 | 10:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑