日曜日、市内のいくつかの高校吹奏楽部が集まり、合同演奏会を開催しました。
うちの長女や生徒が数人出ていたのですが、私はそれをパスして(笑)、ひとり、篠笛を持って宇都宮へ行きました。
「横笛の会 発表会」です。

1年半ぶりに狩野嘉宏先生や、他のお弟子さんと再会。
3月の地震が心配で、皆さんどうでしたか、と聞くつもりが、
「先日の新潟の地震、大丈夫ですか」
と、先に尋ねられてしまいました(^^;
「うちは震源から遠いので、震度3くらい。中越地震と中越沖地震が続いてから、もう新潟県民は震度5くらいじゃ驚かなくなってます」
まぁ、長岡も宇都宮も、津波は有り得ませんしね……

狩野先生の笛。
お言葉に甘えて、試奏させていただきました。
竹の節のある笛~。曲がった笛~。面白いー。
発表会では、1年ぶりに他の門下生の方々の演奏を聴き、「皆さん上達されてるな~」と思いました。
おそらくひと前での演奏ははじめて、という方の演奏を聴きながら、「大丈夫大丈夫」と応援したり……
赤ちゃんを連れて来られて、おんぶで舞台に上がって演奏された方もいらっしゃいました。選曲が「子守唄」だったので、凄く良かった! 私もなんですが、赤ちゃんをおんぶすると、自然に身体が揺れるんですね。その調子が子守唄にまたピッタリで、とても暖かい演奏でした。
難しい曲を演奏される方は、やはりさすが。。。
私のように、1年に1回、師匠にお目に掛かるような不肖の弟子はなかなか上達しませんが……きちんと教えを受けている方は違うなぁ、と痛感。いつものことですが、これが良い勉強になります。
さて、この遠征の目的のひとつ……
ゲストの、福原道子先生。
人間国宝、四世宗家の寶山左衛門(福原百之助)先生の次女の方です。師匠が書いてくださったプロフィールを拝見するまでうっかりしていたのですが、福原流の現家元なのでした。
紹介していただき、道子先生にご挨拶しました。物凄く面白い、柔らかな方でした。
「洗濯機がまわってる間に、ちょっと一曲……とかしてますよ~」
と仰ってた。。。
私の演奏を聴いてくださり、「鮮やかねぇ!」と言ってくださったのが忘れられません。嬉しいー。
ちょっと相談してみたのですが、「そのままでも良いんじゃない?」とのお言葉を頂きました。
例によって、CDを購入させていただいて、ミーハーにサインをお願いしてきました! もはや恒例。
この日は篠笛と能管を吹いてくださって、お人柄そのままの優しい音色にうっとりしました……帰ってからCDを聴いたら、その優しい音色がライブ録音でそのまま入っていて、嬉しくなりました。
夏休みは滋賀で福原一笛先生の演奏を聴くぞー。
「一笛さんはフルートもなさってたのよ」との家元情報。ますます楽しみです。