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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2011年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年06月

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最近のレッスン状況 フルート

私の新潟での音楽活動は、フルートではじまりました。ここで教えるようになって12~13年。
生徒さんが増えるきっかけとなったタナカ楽器でのフルート教室を担当するようになって10年。
篠笛の仕事や生徒さんが増えても、やっぱりフルートとは離れられません。

教えはじめてからは気付けば20年……フルート歴は浅いので、まだまだです。しかし、キャリアばっかりあってもダメだと思っています。新しく発見された昔の奏法や、逆に新しい奏法など、そういうものに敏感でありたい。

さて、そんな講師歴の間に起こったこと。

・ 中学生の頃に出会った生徒が、進学・進学と重ねて、ついに就職。最初の最初の教え子は、子どもさんが小学生に。
・ 若いOLさんが結婚退職。また、お子さんご誕生。
・ オカリナを習いにきていた小学生が、フルートに転向して、もう高校生。
・ オカリナを習いにきていた小学生が、フルートに転向して……なんと長女の高校の先輩だった。
 などなど。

自分はあまり変わりない(つもり)。
生徒さんを見ると、歴史の積み重ね(?)に感慨深い(笑)。
もちろん、当時からぜんぜん変わらなかったり、むしろ今のほうが輝いてる生徒さんも居る。

先日、
「迷ったけど、思い切って習って良かったと思ってます! 本当ですよ!」
と生徒さんに言ってもらって、こういうときにはやっぱり、
「しんどいし辛いことも多いけど、頑張ってて良かった」
と思うし、
「もっと良いレッスンができるようにしよう」
と、気持ちを新たにすることができます。生徒さん方にも感謝!

県外出身で、新潟になんの繋がりの無い私ですが、お仕事を紹介してくださる先生もいらっしゃるし、これまた感謝が絶えません。

逆に、新潟を意識しないことで、県外の音楽家の方とは知り合いやすいです。
それも、いろんな楽器の方と。
こういうのは、いろいろ学ばせてもらえると同時に、「負けないぞー」という原動力になりますね(笑)。
帰省しても、どこかへ出掛けても、知り合いの音楽家が居るってワクワクです。


なんかレッスン状況じゃなくて自分を振り返る話になってしまった。
やっぱりフルートは私の歴史?でもあるので、話もイコールになってしまうようです(^^;


フルート教室は、現在長岡市のみで行っています。
グループと個人レッスン、時間も朝~夜までいろいろやっています。
個人レッスンは、クラシックからポピュラー、ジャズ(初歩)まで。楽譜の苦手な方も大歓迎。
幼稚園児~70歳代の方まで来られていますので、体力と相談しながら、マイペースで。

グループレッスンは、40分間取っています。
音の出し方、コツ、運動などを皆さんで一緒にして、簡単な曲をアンサンブル。ひとりひとりの課題もありますし、吹きっぱなしで大変なので個人的に休憩したり(笑)、どうしても40分では足りないのですが……教員時代の経験を活かし、ひとりひとりに目の届くレッスンをしています。

●お問い合わせフォーム
http://www.takagakki.com/postmail/postmail.html

| 徒然 | 12:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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最近のレッスン状況 篠笛

どこもマッタリしていますが、篠笛クラスがどこの会場ででも、ぐぐっと面白くなってきました。
譜面が読めて、音が出せるようになって、長い方で3年。
そう、石の上にも3年!
レパートリーが広がってきて、アンサンブルもできて、少しずつ自信が付いてきはじめる頃かなぁ、と思います。

最近吹いた曲

・初級クラス

 「青森地方の子守唄」
 ここから、いろんな子守唄への考察へと、話が広がります。
 音源を聴き比べたりも。私も知らない子守唄がたくさんあります。。。

 「月」  寶山左衛門先生
  など。

・中級クラス

 「蛍こい」
 二重奏。
 鯉沼廣行先生編集「しの笛曲集」より、鯉沼先生と原田陽子先生の編曲版。

 「竹田の子守唄」
 二重奏。
 上記曲集より、鯉沼先生と木部崎幸子先生の編曲版。

 「四季の歌」
 二重奏。
 鯉沼先生編「世界のメロディー」より。

 ソロの曲では、「ねんねころいち」「さくら櫻ちりぬるを」などを。


また夏が近付いてきたので、「長岡甚句」の季節だなぁー。太鼓持って行って合奏しよう♪
長岡教室では、この甚句が吹けるようになることも目標のひとつです。

新潟教室では、新潟をどりの曲をやりたいんだけど……本物を聴いたことが無いんですよねぇ。
楽譜は生徒さんが持っていらしたので、またコピーさせて頂こうと思っています。



篠笛のレッスンは、長岡では、ソロ・グループ共にあります。
新潟は、グループのみです。
笛を持ったことの無い方から、曲の吹ける方まで、いろんなレベルに対応しています。やってみたいなーと思われる方は、お気軽にご連絡ください。

●お問い合わせフォーム
http://www.takagakki.com/postmail/postmail.html

| 徒然 | 13:27 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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衝撃

新潟の教室で、レッスンのあとに生徒さんと笛談義してきました。
年配の方、お二人なんですけども。

真新しい笛と、私が使用中の笛を比べて、
「15年ほど経ったら、見た目もこんなに変わります」
と言ったら、
「俺、15年したら死んでるわー(笑)」
とお一人が仰るんですよ。

「またまたぁー(^〇^)」
「ホントに。いま81だから」
「えーーーーーー!!!見えません!!!」

これにはもう一人の生徒さんもびっくり。
「俺のほうが下か?ええー?」

80の手習い……頭が下がります……これが若々しさの秘訣なんでしょうか……。
どうみても、どう上に見積もっても、70歳に入ったとこまでにしか見えなくて。物凄い衝撃でした。
70代の生徒さんは数人居ますから驚きませんが、教室で80代の生徒さんははじめてです。
(短期の講習会では居らっしゃいました)

もう少しお若い方からも、学校や家庭や、その他の話をたくさん教えていただいたりと。
笛を教えながら、逆に人生を教わる日々です……精進精進。

| 徒然 | 15:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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格言

志茂田景樹さん(@kagekineko)のツイート

辛評、酷評は悪意を抱く者からされたら喜んでいい。優れたことをやってのけたので嫉妬されているだけだから。見る目のある人の辛評、酷評は見所があると判断してのことが多く、素直に聞いたほうがいい。通りいっぺんの好評は儀礼だと思って忘れることである。

なんか、凄く沁みた。

| 徒然 | 16:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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蘭情管

今週は、蘭情管も到着♪ 木曜のレッスンに間に合いました。
月2回しかレッスン日が無いので、早く笛が届いてもレッスンスケジュールによっては、お届けに時間がかかってしまいます。

ちゃんとした竹の笛は、吹けば吹くほど音に深みが増します。
年数を経ると、青々した(乾燥してるから青くないけど)竹の感じから、飴色に変わっていきます。
だんだんと、愛着も深まっていきます。

だから、「初心者だから」と気にせずに、手軽なものでいいので、早めに良い竹の笛を手にして欲しいと思っています。
それでしばらく吹いていると、いろいろ分かってくる。
他の笛を試奏したとき、吹きやすさとか、音色とかの違いに、気付けるようになるのです。

フルートも一緒。
「初心者だから」と、あまり良くないものを使っていると、上達の妨げになります。
ちょっと良いものに買い換えた途端に「高音がラクになった! 今まで音が悪かったのは、自分でなく楽器のせいだったのか!?」という生徒さんは多いんですよ。

ただ、クセのある楽器もあるので要注意。
どんなに高価でも、初心者には吹きにくいものがあります。
購入前には、上級者や先生に試奏してもらうなり、アドバイスをもらうなり、したほうが良いでしょう。

| ♪楽器・演奏・教室 | 12:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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朗童管

帰省中に、笛師の朗童さんから、注文していた笛が届いていました♪
郵便局員さんが、ご丁寧に3日間も毎日訪ねてきてくれてた……すまない。。。


20110507 20110507-2

包装を開けてみたら、ベニヤの木箱に入ってた。
まぁ朗童さんからしてみたら、何でもない作業なんだろう……くぎ抜き持ってないからどうしようかと思ったけど、何とか開けた!
「揖保の糸」(そうめん)の木箱に比べたら、ぜんぜん労力でも何でもない。あれは本当に開きません!

さて、中身ですが。
一管は、5本調子のスタンダードのやつ。自然乾燥竹に中が漆。
もう一管は、いぶし竹を使用した6本調子です。

フォルムがやっぱり美しい! 朗童管、大好き!!
フルートもB-Foot付きを愛用しているし、やっぱり管尻の長いものは構えていて安定感があるような気がします。見た目も。
また、注文時に誰がとかどんな時にとか、演奏する状況を伝えてあるから、ばっちりな仕上がりです。
私に合ってるのかなぁ。
新品でも鳴らしやすい。新品の音はするけど、そこらへんのものに比べたら、格段に仕上がっています。当たり前か……(^^;

この写真のは、いぶし竹の笛です。
すごいスモークの香りがします。外気に晒しまくろう。



・蘭情管はもうちょっと掛かるそうです。蘭情管を注文された新潟教室の生徒さん方は、もう少しお待ちください。
・古典調の手軽なものを余分に注文してあります。試奏して気に入ったら、持って行って頂いて良いです。早いもの勝ちになります。

| ♪楽器・演奏・教室 | 14:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゴールデンウィーク ~尾道でイタリアン

3日間しか休みが無いので、今回の帰省の目的はズバリ、「夫の父のお祝い」でした。

高垣憲正氏「現代詩人賞」受賞のお祝い会です(^^)
じぃじおめでとう~。
現代詩人賞 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%A9%A9%E4%BA%BA%E8%B3%9E

せっかくなので、夫の母のお誕生日も一緒に。
うちの長女の卒業・合格・入学祝いも何となく乗せてもらって。
尾道のイタリアンレストラン、「IL PONTILE」でお食事をしました。

海岸通り。
20110503
知らない間に、尾道の海辺がコジャレタ感じになっていた。
夜なのに人が多かった。昼間でももっとひなびたイメージだったんだけど。
夫なんかは、「尾道ラーメンが流行ってるから行列なんやろうけど。あの店は昔、誰も入らんかったなー」と言ってた(^^;

その海岸通り沿いに、目的のレストラン「IL PONTILE」がありました。
20110503-2

我が家、新潟生活ももう長いので、あのあたりのお店は全然分からず……ネットで検索して、評判のいちばん高かったお店に、飛び込みで予約したのでした。
父母は尾道在住ですが、そちらで適当なお店を探して予約してもらったのではお祝いにならないと思って。


「ワインは1本でええじゃろう」と言う父母の声はどこ吹く風……普段から夫婦で1本空けてまだ足りない私たちは(笑)、飲む気満々でバスで着たのだからと、「まずは……」とお店の方に相談。
いつもは新潟のフレンチレストランなので、銘柄も全然違うリストを見ても、サッパリ分かりませんで。。。
それに快く、素敵な店員さんに相談に乗っていただきました~。

その間に、次女はチーズの紹介文を見て、「水牛のチーズって水牛入ってるの……」と
水牛のミルクで作ったチーズだと教えると、今度は「水牛って何」。
ネットで写真を探して、ツノが、なんて話をしているところへ、

「その水牛のチーズです

水牛のチーズと、地場産トマトのカプレーゼがやってきました♪
水牛のチーズってはじめて食べたのですが、滑らかで美味しかった! トマトも味が濃くて美味しかった!

20110503-3
「冷たい前菜」のときに撮影してみました。

お料理が出てきて、説明してもらうたびに、「好き~~♪」「好き~~~♪」「大好き~~~♪♪」と、次女と連発していたので、怪しい客だったかもしれません(笑)。
次女は幼児期から、ハーブは特に好きですし。
ついでにその次女、フレンチじゃないのに、いつもの癖でソースをぬぐおうとするし。それ用のパンも出していただいて大満足でしたし(笑)。

家に戻ってからも、「パスタ美味しかった~~」「アナゴちゃん美味しかった~」「いちばん右のお魚(ヒラメだったか?)美味しかった~~」と、まだ言ってる私たちです。
野菜は自然栽培、有機野菜。魚はシェフが市場で仕入れてくるそうです。評判に違わず、美味しくて、あたたかいお店でした。尾道へ出掛ける方は、ぜひ。

今度はランチタイムに、パスタを大盛り食べようと思います^^

| 徒然 | 20:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゴールデンウィーク ~帰省のおみやげ

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今年のゴールデンウィークは、ちょこちょこと平日が挟まり、細切れ!
……でしたが、春休みから帰省が延び延びになっていたので、駆け足で行って来ました。姫路と尾道。


おみやげ代わりに、食パンを焼いて持っていきました
いつもどおりですが、イギリスパン。
両実家とも、美味しくないパンに対する父のセリフは同じ。
「だんごになる」。
尾道と姫路で距離があるのに、同じって面白い。
このパンは「だんご」にならないので大丈夫!


他には「新潟味のれん」のおせんべい、「小嶋屋」のおそば、「右門」のちまきなどをごちゃごちゃと提げてみました。実家だし、箱に入った何かより、ちょっとしたものを少しずつのほうが気も遣われなくていい♪

| 趣味のハンドメイド | 16:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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