五校合同演奏会
東北中、宮内中、中之島中、東中、附属中で5校。
メンバーが入れ替わって間もないこの時期、各校のサウンド作りがスタートしたばかりの演奏でしたが、学生の一生懸命な姿に感動しました。
気持ちのこもった演奏は、それだけで気持ちよいものです。
全部見た中では、東北中が楽しそうだったのと、附属中の打楽器とサックスソロが特に印象に残りました。
それと手前味噌ですが、長女のコントラバスから「ぎーこぎーこ」と弦の音がよく聞こえてきた(笑)。
これからコンクール予選までの3ヶ月で、各学校、どこまで上達するかが楽しみです。
褒めるとキリが無いので、逆に全校共通で気になったところを書くとしたらば。
1発だけキメなければいけないところで、音のスピードが無かったことが迫力不足の原因でした。
これは技術じゃなくて、イメージの問題です。
壁にボールをぶつけるのに、それを力でなく、インパクト(当たる瞬間)の勢いをイメージするような感じ。
前の拍は当然休符なんですが、それをアウフタクトで取って(=ボールを投げる前に力を溜める動作をしますが、それのようなもの)次の音を出す(投げる)と技術的にはうまくいくかと思います。
打楽器の場合は、インパクトの前に振りがあるので、イメージしやすいかもしれませんね。私も高校時代は、吹奏楽で打楽器を担当していて、選抜で合同バンドに加わったこともありますので、管楽器との差が分かります。
今日の附属中の打楽器の子たちがこの点とても上手だったので、管楽器との差が気になってしまいました。
管楽器は吹くことだけ頑張ってしまいがちですが、吹く前は非常に大事なので、普段の動きにあてはめて考えてみると良い音楽になります。
学生は感受性が豊かだし、上達が早いので、意識すれば一瞬で身に付けることが出来ると思います。
自分で意識できれば、他の音楽を聴く時も、聴くポイントが広がって、今までより深く音楽が楽しめるようになります! 知らないのは損ですよ~。
学生に限らず、一般の方も。「上手になりたい」だけでなく、もっと音楽を楽しめたらいいね! という人たちは、絶対上手になるんです。
頑張ってください!
| 徒然 | 02:44 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑