まちなかコンサート 2010
私は篠笛で出演しました。
ろく(斎木正人)さんのパーカッションとデュエット☆ 長岡青少年文化センターで演奏したものに、新曲を1曲プラス。会場も広くて響きが良いので、力いっぱい楽しく演奏してきました。

ろくさんとはもう数年来の知り合いでありながら、一緒にコンサート出演したのは今年が初めて。でも、ろくさんの太鼓と私の笛で合わせるのは初めてでは無いという……不思議なコンビです(笑)
過去に書いたかもしれませんが、故・野村万之丞先生が「新潟アジア文化祭」の舞台をプロデュースしたとき、田楽メンバーを公募されたのですが、そこで出会ったのが私達です。
その後ろくさんは専門的に田楽をやってこられ、私と長女は当時も今も市民参加メンバーとして、ちょいちょい参加させてもらっています。
さて、「まちなかコンサート」。
昨年と同じくらい、たくさんのお客様が来てくださいました。いつも思うのですが、長岡のお客様はあたたかい!!
出演者自身、演奏中にいくつか失敗した、と思うこともあるのですが、お客様は楽しそうに聴いてくださいます。
それが本当に嬉しい。
長岡で、気軽に音楽を聴ける場がなかなか無いというのが、とても残念に思えて企画したコンサートですが、お客様の笑顔や聴いてくださる様子を見て、「やってよかった!」という気持ちになるのです。
来てくださった皆様、ありがとうございました。


▲せっかくなので、次女も参加させてもらいました。
出演者でありながら、他の参加者の皆さんの演奏も楽しませて頂きました。
特にアコーディオンの演奏! とっても素敵でした。
間近で聴く機会の少ない楽器ですので、私も期待していましたが、期待以上で。長岡では教わるところがなくて、とご謙遜していらっしゃいましたが、素晴らしい演奏でワクワクしました。もっと聴いていたかった!
気軽に音楽を聴く場は少ないですが、気軽に音楽を披露する場というのも、なかなか無いんですよね。
教室やアマチュア楽団などに所属していれば発表会なるものもありますが、個人で楽しんでいるとなると、ひと前に立つ機会もほぼ無くなってしまいます。
ただ単に演奏しているのを聴いてもらうのでなくて、「コンサート」というのは、お客様のことも考え、お客様に喜んでいただけるように、という気持ちが演奏者には必要になってきます。
緊張もしますが、その練習や本番で得るものが、何かあるはず。
それを得られないのは、大変もったいない話です。
私は、今回のコンサートのように、音楽愛好家が肩肘張らずに活躍できる場が増えることを願っています。
愛好家の方が演奏を披露し、それを一般の方で聴く機会があれば、みんながもっと気軽に音楽に触れるようになると思うのです。「音楽をたしなむこと」は特別な趣味ではありません。
私も出身地で生活しているのであれば、色々と制約があり動けないことも多い筈ですが……幸い、今は出身校の先輩も居ない地で、講師や演奏活動をしています。
これを心細いと取るのでなく、しがらみが無いからこそ出来ることもあるんだと、故郷の師匠に言われました。
幸い、賛同してくれる仲間や、励ましてくださる皆さんもいらっしゃいます。それを励みに、これからも音楽の楽しさを長岡で広めていきたいと思っています。
| ♪楽器・演奏・教室 | 01:16 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑