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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

2006年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2006年07月

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いろいろデビューするジャンガリアン

06-06-26_12-31.jpg


楽器店から今月分の報酬を頂いたので
日曜日はペットショップでお買い物。
うちのハムスター(推定ジャンガリアン)ひまわりちゃんのものを物色、買ってきた。

1.ジム(トンネルみたいなののセット)
2.おやつの乾燥パパイヤ
3.移動用キャリー

月曜日、早速キャリーに詰め込まれる。
向かった先は次女の幼稚園。
愛用のおうちとちぎった新聞紙を詰め込んで、ひまこちゃん投入。意外と平気。
信号待ちになるたびに取り出し
外の景色を見せたりして
幼稚園に到着する。

驚く次女。
まさか母がこんな暴挙に出ようとは
思ってもいなかったようだ。

群がる園児。
歩み寄るひまちゃん。
怖いもの無しというか、
好奇心全開というか。
よく言えば人懐っこい。
でも寄ってこられても園児は微妙にあとずさり…
そんなんで幼稚園のハムのお世話ができるのか~。
あ、うちの子がつかむからいいのか(何。

そして群がる先生(ぇっ)
「おっきくなったねぇ」
「これがあの小さかったハムスターですか!」
「今産まれたやつのひとつおねえちゃんですね」
里親である次女のクラスの担任が説明する。
そして誰にでも寄ってくるひまちゃん。
キャリー本体から這い出して、
キャリーのフタで歩き回る。
そして、
あとずさりする園児の合間に次女発見、
無事保護される。

帰り道は、ジャスコ経由。
さすがに新聞紙の詰まったキャリーを持ち歩くのは妙な気持ち。
いくらカラープラスチック水槽(不透明)状態で周りから見えないとは言え、フタは透明。上から見たらゴミだし。
ハムスターとは言え、所詮はネズミ。
やっぱり人ごみの中、ネズミはマズイんでないかい。
で、麦藁帽子のあの素材の、カゴを購入する。
中に巾着状の袋が縫い付けてあるやつ。
軽く上から被せておけば、
ここにネズミハムスターが居るとは
誰も思うまいよ。
ハム無しの時は私が使えるし(兼用!?)
レジにて
「すぐ使うのでタグ切ってください」
と言い、早速キャリーを詰め込む私。
なにやらちぎった新聞紙の入った怪しいプラスチックボックスを詰め込み始めた客につられて、お手伝いしようと手を伸ばしかけた店員。
「あっハムスターですかっ」
「そうなんです~ハダカだと店内抵抗あるので~すいません~(^^;」
奥から店員その2がやってきた。
「ジャンガリアンですか!私ハムスター好きなんです~かわいい~」
群がる店員。
店内ペット持込禁止のところへネズミを持ち込んだ引け目もあり、恐縮していたのですが、ちょっとほっとしました。

と、このように日中、
色々冒険した(させられた)ひまわりちゃんでした。



しかもその夜。
お風呂デビューまでさせてしまいました。
気持ちよさそうだった……意外だった。

| うちの子たち | 10:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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コブラ・ジャンガリアン!

kobura

いっぱい詰め込んじゃいました、お食事!
頭が逆三角形で、
なんていうか

コブラ

蛇なんて天敵のくせに
似てどうするんだろう?(笑)
抱き上げたら予想以上にすごい顔だったので
「そのコブラ顔!写真撮ろう!こっち向いてみ!」
と携帯を構えましたら
瞬間、
ぽたぽたぽたっ
とひまわりの種を数個落としました。

少しスリムになろうっていう考えか?
でもまだやっぱりコブラちゃんなので
撮影しました♪

| うちの子たち | 00:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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名前を決めるのは苦手でして……

長岡中心街にある「長岡市民センター」。
その4階に、「ちびっこひろば」&「まちなか保育園」があります。
短時間の仕事の時、次女を預けるのに利用しています。
小学生未満が対象なので、
現在年長組の次女は、あと10ヶ月未満で卒業となります。
夏休みなど、長女が休みの時は家でお留守番なので
それを差し引くとあと何回行けるんだろう?
少し寂しい気がします。

が。

このたび、思いがけずご縁を頂きまして、


ちびっこひろば
ライブ決定~


致しました。
今回ライブというよりは

「未満児親子向けコンサート」

7月12日(水)

対象、未満時とその保護者。

入場無料。


小さいお子様をお持ちの方は、是非遊びに来てください♪


親子向けコンサートというのは、
実はずっと前から考えていたにも関わらず
なかなか実現に至らなかった企画。
巷に子供向けコンサートは数あれど、
ピアノ&フルートの組み合わせを聴く機会など
なかなかありませんよね。
有名プロのコンサートでは
とてもじゃないけど子連れでホールに入る勇気がない。
そんな親子の為に、ずっと暖めていた企画です。

聴きながら、歌っていいんです。
手拍子していいんです。
ノッてきたら、走っていいんです。
飽きたら、どこかへ行っちゃってくれてもいい(笑)。
本物の楽器の音に触れて欲しいと思っています。
頭では分からなくても、心の中のどこかで、
きっと栄養になっていることと思います。
「こう聴かなければいけない」というルールを取っ払いましょう。
まず、
そばに居る親やおじいちゃん、おばあちゃんが楽しんでください。
子供は親を見て育ちます。
「こうやって聴くんだな」
と子供の心に少しずつ積もっていけば
静かな場面では静かに聴き、
にぎやかな場面では拍手をしたりといったことが
自然と身につきます。


そのために、子供向けの曲ばかり、しません。
1曲だけ、本格的なクラシックを混ぜますよ。
とは言っても、ほとんどの方がどこかで聴いたことがあるような小品を用意します。
どんなジャンルでも音楽は音楽。
いろんな食べ物を食べて味覚が育つように、
いろんなジャンルの音楽を聴いて、心豊かになって欲しいと思います。



さて。
それに当たり、活動5年目の私達……
「コンビ名を決めなくては!」
と思い立ちました。
それはいいんだけど……
難しいものですね。
もう1ヶ月、悩んでますよ。
当日はお披露目コンサートでもあります……ご期待ください(だれも気にしませんか、そうですか)。

| 徒然 | 19:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久々にCDを購入

あまりドラマを見ない私だが、
最近ずっと見ているドラマがある。
しかも昼ドラ。
『池袋ウエストゲートパーク』『木更津キャッツアイ』『マンハッタンラブストーリー』などを手がけたクドカンこと宮藤官九郎脚本、
吾輩は主婦である」。
(井上ひさし著、『吾輩は漱石である』に非ず。)

仕事で留守の時は録画。
リアルタイムで見ていても録画。
クドカンのドラマが見たいわけでなく、
ミッチー(及川光博)目当てである。
毎日見ていて、ミッチーを見直した。
ただのキザな野郎だと思っていたが、
芝居が巧い。
というか、自分の役どころをよく分かっている。
きっといまの私は、ミッチーを見ているんでなくて
たかしを見てるんだろうなぁ。
主婦ベイベー(ミッチー曰く)、
すっかりドラマにはまってます。
クドカンも見直した。
流行りのものか、ちょっと癖のあるものだけ書くのかと思ったら、
主婦が共感するようなフレーズがたくさん出てくること!
クドカンていうのは実はグループ名なんじゃないか、ライター集団なんじゃないか、と思ってしまった。
感服です。


このドラマの主題歌『家庭内デート』を、
通販で買いました!
歌っているのは、主演の斉藤由貴と及川光博。
ドラマの役名から、「やな家(け)」となっている。

家庭内デート(DVD付) 家庭内デート(DVD付)
やな家 (2006/06/07)
喝采

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CDを購入した友達が、
発売日は今日だよ、初回特典DVD付きだよ
と教えてくれたので、
風邪引きの次女の病院帰り、
CD屋をはしごしました。
しかし何処にも売ってなかった(TT)
タイトルが恥ずかしいし
昼ドラっていうのも恥ずかしいので
店員に聞かずに帰宅。
ネット注文しまして、今日の昼、
届きました!
これで毎夜踊れます。
マスターしてみせます。

ところで。
「CDを売っている店」のこと
何て言いますか?
私と同年代~上の方は
「レコード屋」
って言いませんか?

次女「どこいくん?」
私「レコード屋」
次女「なに?」
私「CD屋!」


幼稚園児には「レコード屋」じゃ通じないのです……
レコード見たことないですもんね……

| 徒然 | 01:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ハムスターが来た!

hima

幼稚園から里子としてもらってきました、ハムスター。
身体のシマといい、色といい、種そっくりなので名前は「ひまわり」。
ケージに放って5分後には、ホイールの中で走っていました。さすが幼稚園出身。
ちなみにこのホイール、走っても音がしません。夜行性のハムスターの為に、わざわざこれを選びました。なのに昼間っから走ってる……この調子だと夜は寝そうだー……。
ひとつ先行き不安なのは、トイレのしつけ。しつけ方法は知っているけど、うちのひまわりちゃん、どうやらケージにオマケでついていたほうの家を、トイレに決めたらしい。プラスチック製だし、一体型だからおしっこも漏れないし?でも微妙。
プリンアラモードの形の家を別で買って入れてやったら、こっちを棲家にしてしまったひまわりちゃん。じっと見ていたら、おもむろに家を出て、お向かいのプラスチックハウスへ。

ちょろ

何の音~~(嫌な予感)。
直後、プラスチックハウスからプリンの家へ戻るひまわりちゃん。
嫌ぁな予感がしつつ見てみたら、案の定おしっこ一滴……これは仮設トイレじゃありません!
いっそこれをトイレとするか、撤去するか。
本トイレは、お砂場だと思っているらしく、ここではゴロゴロ転がって遊んでます……ニオイ付けのうんちも入れたのに……。

| うちの子たち | 21:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フレンチダイニング アシェット

金曜の放課後からの次女の熱が引かないので
かと言って今週は微熱だけで深刻な症状も無く
家でまったり過ごす毎日。
幼稚園の送り迎えが無いってラク!

しかし仕事は簡単に休めないので
月曜は朝1時間なので留守番させて
今日はマスク姿で連れて行きました。
生徒の皆様ごめんなさい……

仕事の前に外食しました。
水曜昼は殆ど外食。
幼稚園帰りにどこかで食べて(お弁当もアリ)仕事へ。
その間1時間しかないので、実はすごく忙しい。
たまに早帰りの日もあり
そういう時間のある時はパ・マル。
しかし今日は家に居たので
家から近いアシェットでランチ。
アシェットへは、記念日など、
豪華フルコースを家族で楽しみに行く。
結構ムリな注文もしますが快く叶えてくださって
おかげで(?)
ディナーは他の店へはなかなか行けない状態……。

ここの料理の味が、次女はとても好きだ。
いや、家族そろって好きだが、次女は格別好きらしい。
今日もサラダの後いきなり着火。

パンうめえ!pan


メインの肉料理…

トリうめえ!tori


写真は無いが、私の魚料理もそこそこつつく。

タイうめえ!

状態。

魚料理のバルサミコソースが気に入って
皿に残ったソースまで、パンでぬぐって食べる……
風邪引きさんですよね?あなた……

食後は娘ジュース、私エスプレッソ。
どこへ行ってもエスプレッソな気がするのは気のせいだ。

デザートに、別注文で本日のアイスクリームを。
キャラメルアイスでしたが、これがまた

アイスうめえ!

こんなキャラメルアイスは初めてです。
キャラメル、というか、カラメル。
(まぁイコールなんですけど)
しっかり苦味のある、ブラウンのアイス。
ひとくち…いや、ふたくち、みくち…もらう。

アシェットのランチは美味しいけど、
デザートが付いてないのがちょっと寂しい。
別に頼むと千円出てしまうのが、残念だ。
でもパンも料理も美味しいので、絶対お奨め。
今月は結婚記念日なので、
帰りにディナーの予約をしました。
私が肝心の記念日を忘れてしまったのは内緒です……あとで調べます……

| 食いしん坊ちゃん万歳 | 23:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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食事のこととか

次女が風邪で幼稚園を休んでいます。
風邪は5日目ですが欠席はまだ2日目なので、「送り迎えをしなくていいから楽」程度です。
一昨年からはメンタルな部分から登園拒否もやりましたので、2日、3日、1週間程度の欠席はもはや何とも思わなくなった私です。
来年からは1年生なので、そうも言ってられないけど。

うちの家族は、風邪をひこうが胃をいためようが、普段どおり食べる人たちばかりです。
私はとてもムリだけど(--;
次女は若干、病気の前には食欲が落ちますが、病中にはものすごく食べます。
故に、「病人食」というものは、胃を壊しているから消化の良いもの、とうい程度に軽く考えていれば良く、今回のような風邪引きさん相手では、まったく考慮しなくて良かったりします。


というわけで、今日の晩御飯に鯖寿司を作ってみました。
うちには押し型がちゃんとあって、海老の箱寿司などよく作るのですが、これは関西人かつおばあちゃんの居る家庭で育ったから?
材料を並べて酢飯を詰めるだけ、とても楽に作れるから忙しい時に助かってしまうのですが、たまにお弁当に入れると、よそのお母さんから「押し寿司って家で作るものなの?」とツッコミが入ることも。
確かに、材料の仕込みはめんどくさい。
鯖だったら下処理して酢に漬けて…海老だったら茹でて皮をむいて……となります。
が、
忙しいのにそんなことしてられない昨今ですので、〆鯖を買って参ります。下ろしてあるので便利です。
「はい、ここに調理したシメサバがあります」
と料理教室でもやっているではないか。
……あれは時間短縮か、違うか。

その買ってきた〆鯖。
押し型を使うと洗うのが面倒なので(鯖はニオイと油が……)ラップにしいて、上から、あらかじめ作って冷ましておいた酢飯を乗せます。
ラップを畳みながらほどよく押していって、最後にぴっちり包み上げます。
これを冷蔵庫にて放置。夏場は冷蔵庫が安全。
食べる頃には、ごはんと鯖がしっかりなじみあっている予定。
手もちっとも臭くなりません。
レッスンの合間に作るにはもってこいの鯖寿司です。

根本的に、レッスンの合間に鯖寿司作るのもどうかというところですが。
全予定終了させてから調理にかかると食事時間が遅くなるので、お寿司は手ごろなのですよ……ふふふ。

| 徒然 | 16:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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楽器が戻ってきた

リペア

リペアに出していた楽器が、今朝戻ってきました。
依頼先は大阪のドルチェ楽器。
家にあったのが「フルート2本入る箱+梱包材(ドルチェ楽器製)」だったので、生徒のAちゃんの楽器に便乗して、私のも出したのでした。2台一緒のほうが、送料、代金の振り込み手数料が折半だからお得。100円単位ですが。

さて、箱を開けて明細を見ると、交換されたタンポとコルクが添付してありました。タンポ付きのほうが私の、コルク付きのはAちゃんの明細です。
コルク?!
紛れも無いコルクでした。見積もりの時にも「コルク交換」と伺いましたが、実際交換されたのを見るのは初めてです。ヘッドコルク交換、という状態を初めて見ました。
Aちゃんは吹奏楽部で、相当頑張っているので……昨年は西関東大会まで出ましたし、今年も上位常連の高校へ進学しましたから、練習量が私などとは違います。
いや、自慢できることではありませんが(汗)。
しかも、吹奏楽部は野外でも活動するので、劣化具合が激しいのでしょう。

私の楽器のほうは、普通に調整と、LowBタンポ交換でした。いまケースを見たら、収納する時にそのキーが擦れてる気がしました。ケースを買い換えるのも微妙なので、ティッシュでも詰めておこうと思います。

見積もりの時に、ちょっと注文をしました。
シビアにお願いします、とだけ。
楽器がパウエルなので、いきおい大阪か東京の代理店にお願いすることになるのですが、やはり大阪のドルチェ楽器、Nさんから購入したので、同じ宅急便で送るなら購入元のドルチェへ送ることにしています。
前回お願いした時に、私とは何となく合わない仕上がりになって帰ってきたので、今回思い切って言ってみました。
「もしかしてリペアさんが代わられましたか?」
「いえ、特には代わっておりませんが……どうかなさいましたか?」
「前回のリペアの時、いつもと違ったんです。キーはなるべく力を入れないで押さえたいので、そのようにお願いしたいのですが」

とは言っても、本来ならば工房へ出向いて、その場で打ち合わせ、最終調整をするのが筋。その旨謝りましたら、
「お送りするのであっても、こちらがきちんとリペアしてお返しするべき」
とのお答え。
世の中に「出来ません」「ムリです」というリペア工房が多い中、
プロとはかくあるべき。
そんなお手本を見せて頂いた気がしました。演奏家にも通用する格言として、とても感銘を受けました。ありがとうございました。
次回リペア時は、大阪のお店へ直接出向いて注文をつけたいと思います(ぇ



午後からは交響曲を聴きに、家族でリリックホールへ行きました。
家族、というと、そうです、我が家の赤ちゃん=次女(年長)共々です。今回のゲスト・ソリスト、堀井恵先生の尾高(尚忠、「フルート協奏曲作品30-b」)を聞きに、というわけです。
次女は2日間、熱が出ております、元気ですが、ほとんど冒険です。

さて、1曲目。
次女の好きなモーツァルトの曲。「ジュピター」でしたが、これも既知の曲なので楽しんでくれるか、と思いましたが、1楽章の途中で寝てましたね……耳の肥えた猫ちゃんです。最初の16小節くらいは椅子から乗り出して見ていたのですが(^^;
私も何故か眠くなったので、言いたくないけど「無理もない」と言ったところ……しかし数年ぶりに、きれいな指揮を見ました。磯部省吾先生の指揮でした。

休憩をはさんで2曲目が、お目当ての堀井先生の出番でした。
次女は、最初から最後まで、乗り出して見てました。すごい食いつきでした。やっぱり普段教わっている先生が舞台で演奏しているのは、次女にとって興味深いものだったのだと思います。超絶技巧な曲だったし、見とれてしまいます。
選曲も良かったのかもしれません。いつもすぐ眠ってしまう長女まで、ちゃんと見れてました。
もちろん私も、しっかり勉強させて頂きました。
先生は、
「尾高初めて吹くんだよね、変な演奏するかもしれない。ごめんね」
と先日仰っていたけれど、もちろんそんな筈は無く。
時々ピッチの外れた伴奏が聞こえるたび……楽器の本来のポテンシャルを出さない音が聞こえるたび…「○○(楽器名)~~!!」と思いましたが、素晴らしかったです。
オケのほうも、1曲目より音が出ていました。先生が出てこられることによって、オケと会場の雰囲気が変わったような気がしました。
堀井先生は普段のレッスンでも、生徒のポテンシャルを引き出して伸ばすのが非常にお上手ですが、ステージでもそうなんだな、と痛感致しました。

続いて、アンコールで「シランクス」を演奏されました。シランクス、と聞いただけで、場内のフルート愛好者は興奮したのではないでしょうか?
言わずと知れた、印象派ドビュッシーの名曲、フルート一本のみで奏でられる、牧神パンのお話です。
ここ数年、「シランクス」と言えば、暗闇の中で演奏(演出)した瀬尾和紀さんでしたので、何となくそれを思い出しながら、最初の音を聴きました。

先生、目の前が曇って見えません……(TT)


このごろは忙しさに気を取られて、演奏をこなすことしかしていない私でしたが、やはり音楽をやるからには、人を感動させてなんぼ、だと再認識しました。
中学校の時に、大勢のお客さんを目の前にして先生に言われた言葉、
「この大勢のお客さん全部でなくていい、たった一人だけでも感動させられるような演奏を」。
卒業の時に、同じ先生が色紙に書いてくれた言葉、
「千枝さんは、そういう演奏が出来たんじゃないかな」。
この言葉を胸に頑張ってきた筈でしたが、いつしかすっかり忘れていたのですね。
つい先日のレッスン中、お手本で吹いた曲に、生徒のお母さんが目を潤ませて下さったこともあって、また、私のスタイルに共感してくださった方も居らっしゃり、ただ吹いているだけではだめだ、と強く再認識した日でした。

| ♪楽器・演奏・教室 | 21:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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