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多事奏論

姫路出身、長岡在住のフルート・篠笛奏者によるblog。フルート・篠笛教室もやってます。お気軽にお問い合わせください。ブログ内の画像はクリックすると拡大版が見られます♪

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開催します!「ふえDEミュージアム」2

延期になっていたコンサート、やっと延期先の日時が決まり、開催が決定いたしました!
チケット販売中、ご予約も承り中です。
↓のフライヤーは現在、長岡リリックホール、わたじん楽器、新潟日報三条支社に置いてありますのでご覧ください。※随時増えます

fuem2

ふえDEミュージアムvol.2「フルート×フルート~フルート二重奏」

【日時】2022年4月29日(金祝)
     開場14:00  開演14:30
【会場】新潟県立歴史博物館 講堂 (長岡市関原)
【料金】「前売り」または「ご予約」1,500円
     当日1,800円
     ☆リピーター割引☆チケット購入時に、前回配布のアマビエバッジをご提示で100円割り引きます。
【プレイガイド】わたじん楽器長岡店
     このブログ右上の「お問い合わせフォーム」からでもお申し込みできます。ご利用ください!


ゲスト、西山直子さん。ホームページはこちらから♪

テレマン、W.F.バッハ、ピアソラなどひたすらフルート二重奏! 「星の世界」「花は咲く」なども演奏します。
愛好家の方にもご満足いただける満腹プログラムでお待ちしております!
コロナ禍の合間、フルートの音色と音楽に、ほっと一息ついていただければ、と思います。

| ♪楽器・演奏・教室 | 18:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ふえdeミュージアム」


11月14日(日)の演奏会がいよいよ近付いて参りました。
今回、篠笛は三笨調子を多めに使い、一笨調子も吹くなど、私にしては珍しい会となります。

ゲストの加藤博久さんは、青空文庫朗読コンテスト、プロフェッサーの部を制覇されたかた。ピアノの細山田昌子さんは、数々のコンクールで好成績をおさめておられます。

ソロあり、コラボレーションあり。
いろんなタイプの篠笛曲、ピアノ曲、朗読をお楽しみ頂けたらと思います。



ということで、今回演奏する曲のうち、「炎」の練習音源を少しだけご紹介です。めちゃくちゃ良いところで終わります!(何っ)※公開期間終了いたしました


| ♪楽器・演奏・教室 | 22:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ふえdeミュージアム」やります!

11月14日(日)14時半~
新潟県立歴史博物館(長岡市)の講堂にて、
「ふえdeミュージアム」
という演奏会をします!


(写真をクリックすると、大きなサイズになります)

できればシリーズ化してみたいので、今回はテーマを「和」としました。
篠笛をメインに演奏いたします。
篠笛オリジナル曲、唱歌、童謡などを織り交ぜつつ、
ゲストの加藤博久さんの語り、ピアノ(当日は電子ピアノ)の細山田昌子さんとのコラボレーションなどをお楽しみいただけたらと思います。
内容につきましては、このブログで少しずつ紹介していくつもりです♪

【ご注意】
コロナを警戒して、全客席数の半分、75席限定とさせていただきます。
また、ご来場のお客様に、ご連絡先をお伺いさせていただきます。
ご了承ください。

ご不便をお掛けする代わりに、今回は「コロナ撲滅祈念」として、ご来場のお客様に缶バッジを進呈することにしました!
次回の「ふえの会」主催演奏会の100円割引という特典付きです☆


皆さまのご来場、お待ちしております。

| ♪楽器・演奏・教室 | 15:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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エアリード楽器のアンブシュア

スーパーへ行くと、おはぎがいっぱい!
そうか、お彼岸か……
暑さ寒さも彼岸まで、の言葉どおり、昼間まで涼しく過ごしやすくなってきました。とは言え、ここ数年間は気候が変なので、今週また暑くなるとの予報です。水分とって気を付けましょう!


さて、フルートのレッスン(習うほう)へ行ってきました。
身体の故障もあったので、篠笛も含めて2か月ぶりの受講です。
今日は冒頭30分ほどはおしゃべりしていましたかねー……いろいろ話したのですが、集束するテーマは結局ひとつです。アンブシュア。

音の大きさ、音色の良し悪し、音程。
全てアンブシュアが大きな割合で関わってきます。
一般的に、唄口が大きく開いているほど、音が大きくなるけれど、荒れやすいです。
音をまとめようとして唄口を唇で塞ぎすぎると、今度は細い音になり、低音がうわずり高音がぶら下がる。
あえて悪い面を書きましたが。

師匠は世間様に内吹きだと思われることが多いようです。
音がまとまっていてきれいなので、内吹きの印象があるのでしょう。
でも師匠、外側派。
ある程度は外へ出さないと、音量も出ないし、音が縮こまります。「1ミリ外」と、昔はよくレッスンで言われました。管尻のほうからも音は出ますが、多くは頭部管のこの唄口からです。
(いま私がレッスンでそう言うのは、私がそういう吹き方で、そのほうが良い音を出せる確信があるからです。)
ただ外にするだけでなくて、吹き方がちゃんとありますが、目指すだけのリターンはたくさんあります。
高音がぶら下がらない。
音量が出る=ダイナミクスが大きい。
多少の唇のコンディションに左右されない。

同じ楽器の演奏者がたくさんいる場合、音が小さいと損します。
いろんな楽器が集まっている場合、音が小さければ聴こえません。
フルートは木管楽器の中でも音は小さいし、金管・ヴァイオリンに比べても音が小さい。響かせて対抗するしかないのです。このプラスする「響き」こそが「音が大きい」ということであり、唄口のほうから響いてくるものです。


外側、内側にするのが絶対、ということはありません。唇や歯の状態にもよるからです。
でも、自分の吹き方をどうこうすることなく、畑から抜いてきた泥だらけの大根そのままの状態で、これが合うや合わないや、決めるのは勿体ないと思います。アンブシュアを実験するときは、単に唄口を内側にしたり外側にしたりするのではなく、口の中の様子もいろいろと変えていくべきです。
まぁ、きちんとした指導者につくと一番ラクということになりますね……。


そこでふと思いましたが、フルートは唄口を向こうやこちらに回すことができます。
篠笛は、唄口と一緒に指孔まで回ってしまいます。
最適な唄口を探すといっても、構え方の都合で、限界があります。
とは言え、向こう5ミリこっち5ミリくらいは回せます。唇のどこにあてるか=唄口とアパチュアの距離も関係します。

で、最近はピアノの音程に合わせて吹く方が多いため、自分の唇や歯の形を考慮せず、まるで「飛行機に身体を合わせろ」という戦中の日本魂のようになっているように思います。
本来は、個人個人の口に合わせて、いちばん響きの出る場所で構えるもの。師匠と音程が違おうが、お囃子で全員微妙に違おうが、良いものだったのです。ピアノになんて絶対に合わない。
つまり、自分の口の形で、音程なんて放っておいて、いちばん響くところを探せばいいのです。
やっているうちに、音程を整える筋肉が言うことを聞くようになってくれます。こうして練習するほうが、良い音がする。初心者のうちから機体に身体を押し込める練習をしていると、身体が合う人はいいけれど、そうでない人は、自分の音色というものが出せないし、音量もそれ以上出ない。


大きな音が美しく出せるということは、口まわりの筋肉が使えるようになったということだから、小さな音も出せるようになっています。ダイナミクスが大きい演奏は、聴いていて楽しいし、何より自分が気持ちいい。
かつての生徒さんが、仰っていたことがありました。
「この部分が、大声で思いっきり叫んでいるような感覚で、すっきりする」。
なんの曲だったかな、バッハだったかな?
大人はなかなか大声を出すことが無いので、ストレス解消にも良いです!

| ♪楽器・演奏・教室 | 19:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第12回篠笛おさらい会

今年度の「篠笛おさらい会」は、市ごとに行うことにしました。

新潟教室と三条教室は、2クラス合同の時間を取り、講座時間内にひとりずつ発表していただくことで今年度のおさらい会とします。
長岡のみ3会場ありますので、合同で開催します。
もちろん、新潟・三条のかたで出演してみたい方は大歓迎です。
お茶菓子や親睦会はありません。
お客様については、長岡のみ入っていただけます。事前にご連絡いただければ、詳しい日時と会場をお知らせします(引き換えにお名前とご連絡先を頂戴いたします)。

もし市内の感染状況が変わるなど異常がありましたら、躊躇なく中止とさせていただきます。ご予約いただいたお客様へも連絡を差し上げます。
よろしくお願い致します。




おさらい会や発表会。
教室の年間行事ではありますが、新型コロナウイルスの出現により中止となった昨年度。
今年度はホール側もこちら側も、うまく工夫したり、対策についても要領を掴んできているとは言え、やはり消極的だった私。
リリックホールで毎年行っている発表会は、ピアノ教室と合同ということで人数も多くなりますし、フルートと篠笛は息を半分向こう側へ吐いているからご迷惑かもと思い、当教室からは参加しませんでした。

ですが、何か目標があったほうが励みになる、ということもあります。
私も先々月・先月と発表会に出演して、得るものがありました。

いつも言っていることですが、おさらい会では、先輩方の演奏を聴き、具体的な目標にすることができます。私が演奏しても、「先生だから」という思いがあって、目標ではあっても遠すぎたり漠然としすぎたりしますが、先輩方の演奏であれば、「1年後にはもっと吹けるようになっているかも」「5年後にはあの曲が吹けるかも」と目標にしやすいと思います。
逆に、既にベテランの方が初心者の演奏を聴くと、当時の自分を思い出して初心に還ることができます。

練習法などを話し合えるのも良いですね。今年は親睦会をしないので、深くは話せなくて申し訳ありませんが……。

引き換えに健康を損ねるわけにはいきませんので、体調管理などもしっかりと。
例年通り「全員参加」ではありませんので、ご心配なかたは参加されなくて構いません。

| ♪楽器・演奏・教室 | 10:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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